前巻の引きを踏襲しつつ、さらに加速していく絶望の連鎖。
登場人物の誰もが世界という舞台の駒でしかあり得ない中、信じ、裏切られ、殺し、殺され、愛し、憎まれ……。
とにかく精緻かつ大胆、そして凄惨な描写に正直吐き気を覚えるシーンもいくつかあるくらい、とにかく痛すぎるエピソードでした。これがこの作品の味と言っても、この最後まで救われない展開の読後感はある意味最悪なものもありました。てか、へこむ。
最後まで報われることのなかったアナピアの魂の平穏を祈らずにはいられない幕引きでした。
結局、誰も彼もが失うものばかりで、得るものなどあったのだろうかと。この作品が何処へ向かうのか、おっかなびっくり付いていくことでしょう(^^;
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