殺×愛〈0〉―きるらぶ ZERO―

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殺×愛 0 ―きるらぶ ZERO―読了。

プロローグ部分といった感じなのかな。物語のスタート地点へ立つまでの過程。世界観やキャラクターの紹介といった導入部分を丁寧に描いていたという印象。悲観的な世界のなかで、なんだかんだラブでコメってる彼ら彼女らの姿は微笑ましく、そして唐突にその幸福が断ち切られる様はあっさりとしすぎて、けれどそれまでの姿を知るだけにやるせない思いに駆られます。

というか、幼なじみを大事にしない主人公はダメのダメダメです。フラグ立て損ねてます! 他者の価値を利用価値があるかないかで断じるクールさを気取りながら、近しい人間を見捨てられない青臭さと、ひたすらに”あの人”とやらを想い続ける純さを捨てきれないあたりが、絶妙のバランスで主人公を形成している予感。一人称の文体は軽薄さを感じてあまり好みではないですが、なんか楽しく読めてしまったのです。続刊も探さなければ。

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