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紅読了。

「電波的な彼女」と世界観を一にしており、一部の登場人物および設定が重複しているため、そちらも読んでいれば、さらに楽しめますが、知らなくてもふつうに楽しめそうな構成になっています。

いや、面白かった。ヒロインの紫のツンデレぶりはあざといような気がしなくもないのですが、それでの彼女のまっすぐな言葉は私の心を抉ります。生い立ちからして特殊な境遇にある彼女の、主人公、真九郎との関係の穏やかな進行具合は、この殺伐とした作品世界の中において、輝いて見えます。

ドタバタ分多め、重さ控えめで、腹の底がキリキリするような後味の悪さが薄れ、さわやかな読後感が印象的でした。とても「電波~」の作者が書いたとは思えない(笑) 文章は間違いなく片山 憲太郎氏のものですが、気持ちよさが残るのは新鮮でした。

それはそうと、「電波~」の方の新刊も期待したいですね。本シリーズとの相互補完もできるし、各作品の登場人物のクロスオーバーといったちょっとしたお遊びも見てみたいところです。

ああ、これで紫が7歳でなかったらなぁ……(;´Д`)

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