灼眼のシャナ〈12〉

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灼眼のシャナ〈12〉読了。

フィレス が あらわれた!
フィレス は ようすをみている。
フィレス の こうげき!

な、お話。恋に溺れ、盲目的に自身の半身を求める彼女の姿は、救世の徒・王たる存在とはかけ離れた、折れそうな弱い女性の姿にも見えました。

そして、ストーリー的には悠二の内に秘められた宝具・零時迷子の想像を超えた変化と危険さの判明、シャナと吉田さんの友情、悠二の決断、そして謎の徒であり、マージョリーの仇敵“銀”の出現と、クライマックスを感じさせる盛り上がりを感じさせます。

前巻から時間的にはあまり進んでいないながらも、彼らの心の裡の変化は並々ならぬもの。誰かと共に在り続けたいと願う心は力を生み、具現化する。フィレスとヨーハンの二人の在り方は、シャナにとっても、吉田さんにとっても、思いを寄せる悠二の存在が人ならざるものであるという点において、理想の結晶の一つなのかもしれません。ただ、違うのは、約束の二人たるの彼女らは、互いに想いを伝えることを自然に行えていたこと。現在のシャナや吉田さんは、フィレスがかつて感じた恋心・思慕の情の裏にある恐れとようやく向かい合えた段階にようやく至ったところ。幼いながらも、一途な想いを向けられる、とうの悠二が余りに愚鈍で事なかれ的な態度をとり続けるのに焦らされているのは、彼女らだけではないのですけどね。はっきりしろよ、と。

次巻の発売はやや遅れるとのこと。多展開をするシャナ関連への注力でしょうかね。言葉通り、これまで以上の物語を見せてくれることを期待したいですね。

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