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狼と香辛料

狼と香辛料読了。

表紙から想像したイメージと内容が、良い意味で裏切られた一作でした。

主人公の商人・ロレンスと豊饒の神・賢狼(自称)ホロの旅道中。かつてない商機に賭ける商売人同士の駆け引きや、さらにその奥にある商会同士の非合法な争いの緊張感。

ロレンスとホロの会話も、ホロが長命であるが故にロレンスを手玉に取るような場面が多く、してやられた感で悔しがるロレンス、けたけたとそれを楽しむホロという構図。こう、恋の予感! とかがなく、良い意味で息のあったパートナーシップを発揮する二人のやりとりが楽しかったという、そういう作品。

まぁ、作中の描写の多くが、主人公が商人であるため、商売に絡む部分なので、その辺が期待とずれると、また微妙かもしれないけれども、私は新鮮味があってなかなか楽しめましたね。

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