pulp II

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pulpII読了。

うあー、重いなぁ。前巻で住む家も、唯一の肉親の父親も失くしてしまったと思ったら、一筋の光明が見えたり見えなかったり。

トドメとばかり、本巻の最後の転章で、かつて気を許した、友人と呼べるはずだった人から明確な殺意を向けられたり、嬢の踏み込んだ非日常は後戻りできないところまで来てますね。

自分たちの境遇をRPGに例える部分がありましたが、勧善懲悪なゲームの世界とは違って、そこは一癖も二癖もあるラノベ世界。なんともメタなお話ですが、この比喩を持ってくる時点で、悪い意味で彼らの運命が裏切られてしまうのではと、やや不安にもなってしまいます。

いや、1巻を読んだときは、ひたすら暗くてどうしようかと思ったけど、動き出してみると不思議とこの淡々と進む描写がたまりません。ファンタジーでも超常・異能も出てこない、何でもない現代の中の、けれども非日常を描いた物語も、次巻完結。ホント、せめて日常に回帰できる終わり方であることだけ望みたいけれど、どうなんだろうなぁ、予想も付きませぬ。

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