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涼宮ハルヒの憤慨

涼宮ハルヒの憤慨読了。

真・ヒロインの座を揺るぎないものにすべく長門さん大活躍。

すでにハルヒは舞台装置としての役割しか与えられなくなっているような。デウス・エクス・マキナ? まぁ、万能っぷりでいったら、やはり長門さんの方が恣意的にあれこれできるので、ジョーカーとしては彼女の方が便利そうですが、もう、なんでもアリだなぁ。

あ、それと、ハルヒがずいぶんと丸くなっている、というか、普通に可愛いんですが。キョンの恋バナに興味津々でくじを(無自覚に)引かせてみたり、ツンデレ比が少しだけデレに寄ったような感じ。そんなハルヒの変化を知ってか知らずか、彼女の望むまま、彼女の眺める方向を、一緒に見ようと自然に思ってしまうキョンもずいぶんと感化されてるというか情が移ったというか、さらりと流しているようですが、SOS団結成から一周年を目前にした団員の心境の移ろいとかはなかなか興味深くもあります。

長門さんの内面を描いたっぽい私小説「無題1~3」の内容も意味深で、なにやら暗喩っぽいのもありますが、目的のためだけに遣わされた彼女の、自らの名前のの由来だとか、存在の意味を見つけたことだとか、何気に詩人なところが垣間見られて美味しゅうございました。

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