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ひかりのまち―nerim’s note

ひかりのまち―nerim’s note読了。

これなんてキノの旅って感じ。いや、キノの旅読んだことないけど雰囲気からしてこんな感じなのかなと勝手な想像。違ってたらごめんなさい。

現実の世界観と微妙に軸をずらせていて、未だに地動説が幅をきかせていたり、光子力だとか時移植だとか、もはや魔法の域の技術が伝えられていたりと、そこに生きる人間の感情は同じなのに生活臭はずいぶんと異なった印象ですね。少なくとも舞台の時代設定としては、現代から数百年過去であるといったところでしょうか。

主人公のネリムは、どうにも主体性が欠けているようで、女の子からのアプローチをかわすにも四苦八苦したり、そのくせ年上のディネに対してはあっさり流されたりと、やきもきしまくりですよ。終盤は中の人が変わったかのように、示される「本当のこと」に敢然と立ち向かったりもしますが、これは尊敬し目標でもあった兄がいたからなのかなと。それをいったら、兄の心変わりの早さも一気呵成にして、唐突すぎる気もしますが。

その辺差し引いても、長かった夜が明けるという情景は美しく、旅立つには良い日なのかなといった風情で、ネリムの旅の始まりと相成るわけですが、どこかどうして、3巻のような話に繋がるのか、さくさくと2巻も読むとしましょうか。

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