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Missing〈7〉合わせ鏡の物語・完結編

Missing〈7〉合わせ鏡の物語・完結編読了。

合わせ鏡の物語編、完結。後半でもばたばたと人も人でないものも死んでいきます。というか、異界から帰った人間が、本人そのままである可能性まで疑いだしたら、空目の存在はどうなのよ? と思わないでもないです。狂気を正気で理解しようなどとは思えないし、狂人の思考はある角度から見ると常人のそれと見分けが付かないともいわれたりするので、その辺を明かさず、この非常に不安定な人間関係を見ていくと面白いですね。実際、彼らの行動は、どこか壊れてると思える部分も多々あるので、それが異界との接触によるものなのか、あるいはパーソナリティとしての歪さなのかというのを、想像しながら読むのもまた良しですか。

怪異に関わってしまったばかりに、不幸のどん底な人たち続出の巻ですが、リアルな世界で手を下すのは人の手によるもので。結局は壊れてしまった人間のココロから起こされる事件の狂気と、後味の悪さが染みついたように残されてしまうのは、この作品ならではでしょう。

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