ラストのライブの盛り上がりがよろしかったですね。未来の視点で描かれているプロローグ部分で、シーナ&バケッツの解散という事実は規定されているけれど、健一とシーナの通じ合った気持ちから、どのように別離へ繋がっていくのか激しく気になりますね。健一が何気にオールマイティな天才肌だということも描かれているあたりが、原因の一端だったりするのかな。
いろいろとまったり話は進んでるけど、登場人物同士の関係や掛け合い、目に見えない縁の繋がりというのが読んでいると別ってきて面白いですね。健一たちの前の13階の住人たちも結構出てきているし、当人たちは気付かないでも読者はいろいろ想像できたりします。
とにもかくにも、冷めているようにしか見えなかった健一が、何かを真剣に打ち込もうと思えるようになったのは大きな前進ですね。その果てが、恐らくは13階との別離なのでしょうけれど、それは大人になるということと同義なのかもしれないなぁ。
だらだら続くシリーズながら、結構節目だったように思えるエピソードでした。
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