吉永さん家のガーゴイル〈7〉

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吉永さん家のガーゴイル7

読了。

梨々のキャラが随分変わってるなぁ。百色との生活で良くも悪くも感化されたという感じでしょうか。今回は吉永家の面々は脇に回って、百色と梨々──主に梨々──のお話。あるいは、それぞれの正義のお話。双葉の信じる善である善と、百色の影響を受け悪であっても誰かのために成す悪。根付いている信念は共通しながら、決定的に違う方向を向いてしまっている二人の対立は、致命的な決裂に至らず一安心といったところでしょうか。結局視点を変えてみれば絶対的な正義なんてどこにもないかもしれない。正義を語っていたガーゴイルですら、本巻においては自らを正義と称さず、吉永家の守護者を名乗ったのはどういった影響なのか。双葉や梨々ら、まだまだ子どもな彼女らには、今回の事件の首謀者のような、どうしようもない人間の存在や、信念を貫くための代償や、喧嘩で済まない恐怖だったり傷だったり、様々なことを学べた一件だったのかな。

まぁ、なんだかんだで親バカな百色に育てられる梨々が幸せにならないのは嘘だし、この家族も血の繋がりはないといっても吉永家に負けず劣らずのハッピーっぷりなのは、やはりこの作品ならではですな。

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