ドラゴンクエストIXがニンテンドーDSでリリース

『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』画面写真公開! / ファミ通.com

ちょっとしたサプライズです。今日の発表会で来る新作って、てっきりドラクエVIとかの移植版とかと思ってたので。

しかし、DSでリリースか。この手の重厚なPRGって携帯ゲーム機でプレーするものじゃないと思うんですけどね。圧倒的な販売台数を記録しているDSというプラットフォームならば、PS2で出すよりも利益になるという判断でしょうか。なるほど、確かにDSで開発するなら、同じ人的リソースを投入しても開発コストは下がりそう。主に開発期間の面で。DSでリリースすることが最終決定してから、開発を開始したとしても現時点で1年程度しか経ってないように思えます ((仮に前作のVIIIの発売直後からDSで開発したとしても2年程度))し、2007年内の発売がなされるなら、直近のシリーズとしてはかなりのスピードでの発売になりそうです。

ドラゴンクエストシリーズ – Wikipediaによると、

  • ドラゴンクエストV……1992年9月27日発売
  • ドラゴンクエストVI……1995年12月9日発売
  • ドラゴンクエストVII……2000年8月26日発売
  • ドラゴンクエストVIII……2004年11月27日発売

という発売ペースなので、スーパーファミコン時代の発売ペースという感じでしょうか。もっとも、VIIのときのように発表されてから延々延期という可能性もゼロではないですか……。

さて、VIIIはアクションRPG+Wi-Fiによるマルチプレーとナンバリングタイトルとするには余りに毛色が違ってるという印象を受けます。一人プレーではなく、多人数プレーが前提となるゲームシステムだと、私みたいに周りにいっしょに遊ぶユーザがいなかったり、Wi-Fi通信ができないユーザだったりすると、100%の楽しさを引き出せない可能性があるというのが懸念されますね。事実FF3のDS版では、Wi-Fi通信を使わないと隠し要素が出現しなかったりと苦汁をなめさせられたので。

現段階ではDSでのリリース確定と、Wiiとの連動はない程度の情報しかないのですが、来年もまだまだDSが盛り上がっていくのは間違いないですね。Wiiの最大のライバルはやはりDSだったか。

しかし、ここまで来ると据え置きハードの存在意義が薄れてきてますね。一体来年のゲームシーンはどうなることやら?