七不思議の壊し方

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stars SAW を模した七不思議に 本家が挑む! 秋月の意外な熱さも良い感じ

夏休みが明け、SAW のメンバーは次の七不思議の実行のための準備を始める。2学期が始まった翌週から、と決めた矢先、何者かの手によって起こされる別の七不思議。模倣犯か、あるいは別の思惑があるのか……。そんな中、同じく SAW のメンバーである未春が七不思議の被害者になったことで、秋月はこの不思議を止めるために本格的に動き出して……。

前巻の淡々とした展開に比べて、今回は秋月の目的がはっきりしているのと、起きる事件がどちらかというとホラーよりなので、物語に引っ張られる感じで読めました。特に未春が事件に巻き込まれて、あわやという事態が発生してからの秋月の行動の一本芯の入った具合は、逆ギレしたり適当にはぐらかしたりといった彼のキャラクターの別の面が見られた感じて新鮮でしたね。

SAW とそれを追う新聞部という大きな構図の中で、それぞれのメンバーの思惑が絡み合う様や素性を隠しての駆け引きとかは、ちょっとしたミステリものの体。謎解きとかは実際そんなに難しくはないけれど、自身のアリバイを証明するために、友人への思いを引っ張り出してくる秋月は、見かけによらず熱いヤツなんだなという印象を新たにしました。

未春は未春で秋月からいいようにからかわれつつも、彼への信頼を確固たるものにして、言葉にしないながらも、その関係はどんどん良好になっていっている感じ。周りからはやし立てられつつも、何食わぬ顔で一緒に歩いていくような、そんな気持ちの良い関係に発展してきそうですね。

hReview by ゆーいち , 2007/10/01

七不思議の壊し方

七不思議の壊し方 (電撃文庫 さ 11-5)
佐竹 彬
メディアワークス 2007-09-10
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