たま◇なま~生きている、理由~

2008年8月7日

stars 嵐の前に水着祭り! 元気真面目猪突猛進後輩キャラ登場

部活の合宿は南の島。由宇に水着を買ってやるために買い物に出かけた先で、透はうっかり知らない女の子の着替えを覗いてしまって……。彼女の平謝りしようとすると、逆に彼女──式津愛華──の方から「憧れてました」とコクられて。そして、彼女はぺらぺらと『特殊犯罪対策室』やら『欠片同盟』やらの秘密までついでにコクって……。へ?
憧れが高じて透をストーキングする愛華は、自身を『正義の公務員』と信じ、そして由宇を、透を縛り付ける悪い『発症者』と決めつけ排除しようと画策し始めて。

融通の利かない真面目キャラ愛華が登場。南の島で由宇と愛華の透を巡った対立が激化するかと思いきや、意外にあっさりと片付いて拍子抜け。愛華が所属している『対策室』に対する思いは、灯璃や透が抱いているそれとは大きくかけ離れ、自分が正義の代行であるかのように盲進しているきらいがありますね。透が危惧したように、敵を排除し続けた先には何もなくて、ましてやそれが正義感に基づいたものであるなら、その結果についての責任を、愛華が背負いきれるかというと、押しつぶされるんじゃないかというように思いますね。

彼女の問題は、解決したわけでもなく、今後に持ち越された感じですが、どうにもああいう仲直り・ライバル宣言をしてしまうと、イヤなフラグの成立を予感させられて、以降の展開次第では大変ひどい目に遭いそうな気がしてしまいます。なんとか生き延びて欲しいですね。

そして、嵐の海を越えてやってきた『蒼』のひと。無感情で戦闘しか知らないという感じですが、次は由宇と透の前に立ちはだかるのか何をするのか。浅黄のようにあっさりとわかり合う、なんていうのは無理な話だろうし、何とはなしにヘヴィな展開が予感させられますね。

──余談。由宇と灯璃のいちゃつきは大変えろえろ。サンオイルプレーって!? 由宇がどんどん変な道に目覚めそうだし、灯璃はすでに道踏み外してるんじゃないんですか(笑) いいぞ、もっとやれ。

hReview by ゆーいち , 2008/01/01