コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN02『日本 独立 計画』

神根島でのルルーシュとスザクの対峙は、なんだかあっけない結末。というか、肉体戦闘力でルルーシュに勝ち目ないんだから、当然の結果とも言えますが。そして、ルルーシュは捕縛され、スザクはブリタニア皇帝にルルーシュを売る。その対価はナイツオブラウンズへの任官。自らに課した、「内からブリタニアを変える」という理想を実現させるために。

復活したルルーシュの脳裏に浮かぶかつての記憶。ブリタニア皇帝はやはりギアス持ち、しかも両目がそうなっていて、ルルーシュのように油断すると常時発動してる制御し切れていない感じでなく、自分のものにしている模様。そして、ルルーシュの記憶を改竄した張本人、と。果たしてこの能力はルルーシュみたいに一人一回の制限付きなのか、無制限なのか。なんかラスボスっぽいからそんな制限なさそうかなあ。

そして、皇帝に連れられスザクが訪れた地と、アカシャの剣という新ワード。神殺しとか出てきたし、これはまた壮大にインフレしていきそう。

一方東京租界。ルルーシュの指揮のもと、ブリタニア軍を翻弄していく黒の騎士団。カレンはゼロの正体がルルーシュということに、完全な割り切りができていないようで、彼女の葛藤は今回の説得でも霧散したとはいえないみたい。でも、なんだかんだでゼロに心酔してるわけだから、ルルーシュがゼロとして振る舞う限りは忠犬モードで尽くしてくれそう。にしても、このけしからん格好何とかならないのか。もっとやれ。紅蓮弐式内でのアングルも、いちいちこだわってるしスタッフノリノリですな。

このままブリタニア軍を退けることができるかと思えた矢先に現れた新ナイトメア・ヴィンセント。ランスロットのデータを元にした最新試作機。第1期でランスロットが見せたように、単機で黒の騎士団がダッシュしたサザーランドを撃破撃破撃破。ルルーシュの前に現れたヴィンセントを、カレンの紅蓮弐式と卜部の月下。なんだか異常な機動を見せるヴィンセントを卜部は相討ち覚悟の捨て身の戦法。一期以上にガンガンとキャラが退場していく予感……。

窮地を乗り切り、総司令をもあっさり倒し、ゼロの逃れた先は中華連邦大使館。ここで、ゼロは再び合衆国日本の建国を宣言。ここまで前期の流れを踏襲してくると、どこで大番狂わせが来るのやら。というか、中華連邦――高亥はゼロに協力的なんだけど、これまたブリタニアへの睨みを利かせるという打算含みかな。星刻は、ゼロの行動に懐疑的っぽいし、当然のように一枚岩ではないので、またこの辺が今後の弱点となりうるのか?

そして、ヴィンセントに搭乗していたのはロロ。ルルーシュの弟の座に納まっていた彼もギアス持ち。世の中に何人ギアス持ちがいるのやら。ゼロ抹殺を宣言するロロと、ギアス持ちであるロロを懐柔しようとするゼロと。ロロの思惑が見えない以上どうなるか分からないけど、この展開の早さはなかなかいい感じですね。

ちらっと出たニーナは怖すぎます。なんか、やらかしそうです。