風水街都香港〈下〉

このページは約 1分41秒で読めます。

stars ねえ、聞こえる!? 私のこたえが!

香港を天界とする儀式が始まった。空には大地竜が舞い、都市は崩壊が続いている。香港返還の期日となる6月30日。タイムリミットはその日。この儀式を止める方法は一つ、陽の力を持つ大地竜に、陰の力を持つ大地竜をぶつけること。しかし、その可能性をもったアキラは、兄・ダブルリーとの戦いの後、風水の力に恐れを抱いていて……。

大地竜起動を阻止する総力戦にして第1戦は香港師団の手痛い敗北。アキラは風水を行えなくなり、リンは大怪我を負い。ダブルリーの思惑通り、けれど彼の真意は誰も見通せぬまま、香港が崩壊するそのときが刻一刻と迫りつつあって。

アキラとガンマルのふたりを主軸に据えながらも、香港という都市、そして飛翔歌に秘められた秘密、そして、相対した兄・ダブルリーの思惑の不透明さなど、伏線のオンパレードで怒濤のごとく終わってしまったような下巻でした。

まぁ、ぱっと見、ラストでこれでもかという大団円なので、これはこれで良しなんでしょうけれど、語られなかった部分、想像で補うと、より楽しめそうな部分を思うと、一回読んだだけでは楽しみ尽くしたとはいえないのかなあ。

と思って、Wikipedia の風水街都 香港の項を読んでみたら、過剰な設定と伏線のため、発売時から現在に至るまで「難解過ぎる」とする評が多い だって。やっぱりね。

hReview by ゆーいち , 2008/05/05

風水街都香港〈下〉

風水街都香港 (下) (電撃文庫―都市シリーズ (0266))
川上 稔
メディアワークス 2001-11

スポンサーリンク

Trackback URL

No Trackback to 風水街都香港〈下〉

Still quiet here.

Comments are closed.