コードギアス 反逆のルルーシュR2 TURN12『ラブ アタック !』

咲世子さんの「人間関係を円滑に」する方法は、ルルーシュの想像の斜め上。っていうか、デートの約束ばかり取り付けてどんだけプレイボーイ気取らせるつもりなのか。そりゃ、キスに浮かれるシャーリーも怒るわ。っていうか、この展開は一体……?

休日はゼロとルルーシュの二足のわらじ。咲世子さん、このスケジュール組は容赦がないな。アーニャに疑われるルルーシュ、誤魔化しきれるのかねえ?

ミレイは卒業イベントとして、キューピッドの日なるイベントの開催を宣言。というか、帽子を奪って強制的に恋人同士って、なんか一部の同人誌で盛り上がりそうなネタを提供するつもりですか(笑)

一方、ブリタニアでは中華連邦を攻め落とす算段を。やはりシュナイゼルがイニシアチブを取っているのかな。行方の知れぬコーネリアを心配する面々、と思ったらどこかの場所でコーネリアの健在な姿が。ギアスを追いかけ、ついにその影を踏むまでに至ったということ?

キューピッドの日来る。ミレイさんはっちゃけ過ぎです。そして、会長権限で部費10倍のエサによって、ルルーシュ確保までも狙って、ってそんなのアリですか!? そして、ルルーシュはロロのナイスアシストで難を逃れ、咲世子さんとタッチ交代。しかし、彼女の常識外れの回避運動は、誤解を招くだけだろうに、ルルーシュ曰く「天然」な彼女は遣い所が難しいですじょ? さりげに「女体に興味ありません」とか言ってますし(笑)

そして、アーニャはモルドレッドまで持ち出して、周囲に緊急スクランブル。ちょ、やりすぎ。なんだ、この一般常識の欠片もない学院は。ナイトメアの暴力に巻き込まれそうになったシャーリーを、真・ルルーシュが助けて一件落着、かと思いきや、ここで告白かあ。シャーリーの一途すぎる気持ちは報われてほしいんだけど、ルルーシュの歩む道と、彼女の幸福は交わることはなさそうだもんなあ。

ミレイさんは卒業後、お天気お姉さんに転身。ロイドさんとの婚約も破棄、だけれど、彼の姿を見つめるセシルさんの瞳に熱がこもっているように見えたのは、気のせい?

雨の中、ルルーシュとの電話を楽しみつつ会話するシャーリー。そして、突然発動する何ものかのギアス。V.V. と会話するジェレミア。その言葉の中にあるギアスキャンセラー。ギアスの効果を無効とする、その反則的な能力で、誰もが幸せになるために封じられたはずの、シャーリーの記憶が蘇ってしまいます。前期の繰り返しとなるような雨の中で蘇る痛みと悲しみと憎悪の記憶。ルルーシュはそのことも知らず、そして、シャーリーはどんな顔をして彼と会うのか。はっちゃけた次回予告すらも、この先の容赦ない展開を予感させて堪りませんね。

穏やかな日々は終わり、日常にさよならを。ルルーシュの居場所は、これでまた奪われてしまうのか……?