Home > ライトノベル | 読書感想 > 銀色ふわり

学校の階段8 紅~醜悪祭 下 アンダカの怪造学(2) モノクロ・エンジェル クジラのソラ 01 灼眼のシャナ 14 (14) 涼宮ハルヒの憂鬱 灼眼のシャナ〈13〉 マテリアルゴースト 3 マテリアルゴースト2 “文学少女”と死にたがりの道化 人類は衰退しました ライタークロイス イスカリオテ 初恋マジカルブリッツ―いますぐわたしに愛に恋! 書剣恩仇録〈4〉紫禁城の対決 AKUMAで少女~憑かれてぽよん~

銀色ふわり

stars その冬色の瞳で、あなたは一体“何を”見ているのかしら?

“黄昏の子どもたち”。機械を通してしか人間には認識することの叶わない特殊な子どもたち。僕はそんな彼らの中のひとり、イエスタデーと呼ばれる少女と偶然出会った。銀色の髪をしたとても綺麗な少女。出会うはずのなかった僕と彼女が出会ったその日から、何かが変わり始める。運命に流されるままに生きてきた僕は、彼女と出会い、そして……。

雰囲気重視の作品かなあ。科学的な説明が何やらいろいろとされているけれど、そこに注意しているよりは、この冬色の空気の満ちた静かな世界で出会った、春道とイエスタデー──銀花の心のふれ合いを堪能すべし。

誰にも見えない少女が、初めてふれ合えた少年を得たことで、彼女の世界がどう変わっていったのか、他人行儀で顔色を窺うような態度を示していた彼女が、春道との会話の中で見せる儚げな笑顔や言葉がどう変わっていったのか、じんわりと染みるように伝わってきますね。

春道自信も、彼の背景から銀花と同じように他人に顧みられることのなかった幼少時代を過ごし今があるわけで、そんな親の愛情に飢えているようなふたりが、互いを必要としあい、生きていこうとする先に何が待っているのか。

すでに明示された避けられぬ運命があり、もしかすると、その悲劇へ向かってただ歩いていくだけなのかもしれないけれど、それでも、春道が最後に心に秘めた何かに抗う意志が、未来を変えていくのなら、強さを与えていくのなら、何と素晴らしいことなのでしょうかね。

有沢まみずというとコメディ調の作風かと思っていたら、こんな雰囲気の作品も書けるんですね、っていうか『インフィニティ・ゼロ』に俄然興味が出てきたなあ。

hReview by ゆーいち , 2008/07/18

銀色ふわり
銀色ふわり (電撃文庫 あ 13-23)
有沢 まみず
アスキー・メディアワークス 2008-07-10
拍手する
この記事が参考になったり面白かったりしたらお気軽にご評価ください
1 Star2 Stars3 Stars4 Stars5 Stars (0 件の評価, 平均: 0 点 / 5 点満点中)
読み込み中 ... 読み込み中 ...

Comments:0

Comment Form
Remember personal info

Trackbacks:0

トラックバックURL
Listed below are links to weblogs that reference
銀色ふわり from MOMENTS

Home > ライトノベル | 読書感想 > 銀色ふわり

応援中
サイト内検索
フィード
メタ情報
広告
ブログパーツ
あわせて読みたい フィードメーター - MOMENTS

Return to page top