ビンボーだってプリンセス!

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stars エリスティン国の王女として、生徒会長立候補者として、正々堂々とあなたと戦うことをここで誓います。

来年度の生徒会長を決める選挙が間近に迫る中、三年連続の当選を目指す、麻山和輝の幼なじみ・西園美弥子の前に強力なライバルが現れた。エリスティンという小国から留学してきた王女・ルミア。転入早々美弥子に宣戦布告したルミアは、ひとには言えない決意を秘め、この学園にやってきていた。和輝はひょんなことから彼女の「騎士」と思い込まれ、なし崩し的にルミアと同居生活を送ることになって……。

生徒会云々、なストーリーラインがW生徒会長と被るんですが、こっちはこっちで別の味ががが。

生徒会長という職に固執する美弥子とルミアのそれぞれの理由はあれど、そんなふたりの思惑に周囲が面白いように振り回されて、さらにそのしっぺ返しがあったりと、なんというブーメラン。ちょっと無理があるようなー?

美弥子とルミアのどちらが正ヒロインという感じはしなくて、どちらも平等に和輝と仲良くなったあげくのらぶらぶな展開なので、ハーレムエンドは既定路線。切った貼ったの恋の鞘当てはあんまりないのだけれど、美弥子の方がやや報われない感じで話が進んでいくのはちょっと切ない感じ。和輝もどっちつかずで状況に流されて、ふたりと関係持ってしまったり、っていうのは、まぁ、話の都合上仕方ないんだけれど、やっぱり美弥子の気持ちを知りつつも踏ん切りつけるのが遅いのはやきもきかなあと。その分、最後の3人でのぇちぃシーンのらぶらぶっぷりはにやけるんですがー。

お話的には最後のどんでん返しがスゴかったというか、もう、何でもありな学園とノリの良い生徒連中に最後まで翻弄されていたような感じですね。ルミアの目的も割とあっさり解決されたし、途中まで、美弥子の父親がルミアの国を追い込んだ投資家そのひとだとか思ってたんですが、さすがにそこまでやるとドロドロ具合が半端ないことになりますよね……。そしたら、こんなハッピーエンド? はないわ。

てな感じでひとまずの大団円、だけど、この三角関係は一筋縄では行かなさそう。もう、いっそのこと、和輝は海外で重婚しちゃえばいいんじゃね、とか思ってしまうのでした。

hReview by ゆーいち , 2008/10/07

ビンボーだってプリンセス!

ビンボーだってプリンセス! (美少女文庫)
七海 ユウリ
フランス書院 2008-09
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