灼眼のシャナ〈18〉

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stars 行こう。悠二と向き合うために……この、本当の私として。

『大命』成就のため神門を通じ『久遠の陥穽』へと旅立つ“祭礼の蛇”と『三柱臣』たち。一方、残された仮装舞踏会の軍勢は、フレイムヘイズの拠点・外界宿への一大攻勢へと転じる。劣勢に立たされるフレイムヘイズ勢。未だ在処の分からない仮装舞踏会の拠点『星黎殿』陥落の鍵はシャナ奪還を目指すヴィルヘルミナたちの潜入作戦にかかっていた。そして、未だ捕らわれたままのシャナも、『星黎殿』まで飛び火してきた戦火に巻き込まれ……。

世界規模で勃発する人知れぬ大戦争。人外たちの戦いがいよいよ本格的になってきましたね。前回がその下準備のための巻だとしたら、今回ようやく戦いの口火が切られ、盛り上がってきたといったところですね。

囚われのヒロインとなっていたシャナもようやく彼女らしい活躍の場を得られたというか、なんか思いっきり覚醒してハイパー化してますが、まさかの天目一個さん再登場と、彼女の愛刀とシャナ自身の絆だとか、なんだか随分昔に語られたあれやこれやが、ここに来て大きな意味を持ってる怒濤の伏線回収が始まったり。

フレイムヘイズたちと、仮装舞踏会の各軍の戦いは、戦場が世界各地で同時多発的に行われているせいかそれぞれの戦いを深くじっくりと描くというよりも、刻一刻と変化する戦況のダイジェスト的な印象でしたね。てっきり、かつての外伝のようにそれぞれの戦場をじっくりたっぷりと語ってくるかと思いましたが、逆にスピーディに決戦へと移行していったように思います。またしても、大量にキャラクターが投入されてきましたが、そんな彼らの見せ場はこれからあるのでしょうか?

物語自体は、シャナが確固たる自分を得たことで、ようやく収束の方向が見えてきた感じですね。シャナ自身の思いが悠二に届かない現状、仇敵と化してしまった彼とシャナが通じ合うには、話し合いでは足りなさそう。戦って白黒付けるのか、あるいは別の方法を探るのか、これからは一気に結末まで駆け抜けてほしいですね。

……しかし、サブラクとか、まだ何か見せ場が残されてるの? どちらの勢力も幹部クラス以上の主戦力は健在だから、彼らの激突自体はばっちりと描かれることになりそうでしょうか。あっさりと退場させられたしまったフェルコーさんとか哀れすぎる……。

hReview by ゆーいち , 2009/02/19

灼眼のシャナ〈18〉

灼眼のシャナ〈18〉 (電撃文庫)
高橋 弥七郎
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愛があるから辛口批評!
愛があるから辛口批評! 2009年3月20日 at 9:17:46

[現代異能バトル][ラノベ]灼眼のシャナ 18

灼眼のシャナ〈18〉 (電撃文庫) 作者: 高橋弥七郎 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス 発売日: 2009/02 メディア: 文庫 「いよいよ、決戦。バトルの連続は楽しかったけど、シャナの…

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