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緋弾のアリア〈3〉蜂蜜色の罠

stars キーくん、アリア、一緒に――ドロボーやろうよ!

キンジの前に再び姿を現したかつてのクラスメイト・峰理子。理子から持ちかけられた怪しい依頼に疑いを持ちつつも、キンジとアリアは口車に乗せられ、魅力的な報酬に背中を押され、協力することになる。

どんどん何でもありになっていく物語ですね。過去の名探偵やら怪盗やら英雄やらの子孫が登場する時点で、これも予想しておくべきだったな敵組織イ・ウーのナンバー2・『無限罪のブラド』の正体は、その戦力の脅威よりも先に笑いが来てしまいました。というか、これより上のランクの敵キャラって、まぁ、いくらでもいそうだけど、どんなトンデモさで出てくるのやら?

前巻の凶悪な引きから始まった、理子とのリベンジマッチは、意外というかある意味予定調和というか、そんな感じで収まるべきところに収まったように思いますね。キンジやアリアに十分以上に深入りした理子と、その背後にある因縁からすれば、アリアと理子は良きライバルとしてときに争い、ときに共闘してことに当たっていくんでしょうかね。小悪魔的な理子と、恋愛方面には初心すぎるアリアの対比も面白いですが、キンジを巡る争奪戦は、彼自身が自分の気持ちをようやく自覚し始めたフシがあるので、キンジとアリアの関係を理子が茶化すなんてラブコメ方面で楽しませてほしいですね。

で、またしても無理矢理次へ繋げるエピローグ。しっかりと核心にいたる線は引かれてるようだけれど、果たしてどういった理由で彼女はその言葉を口にしたのか? キンジが武偵を忌避しながらも、アリアのパートナーとしてこれまで戦ってきた理由が根底から覆りそうな予感、だけど、どこかユルい展開で大団円にいきそうな気もするんですよね。そういった意味では安心して続きが待てます。楽しみ。

hReview by ゆーいち , 2009/04/04

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