二人で始める世界征服〈3〉

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stars 大事なことだからもう一度言います。二人とも可愛すぎです。

町内会の会長となったデーモンテイルのラプンツェル。世界征服への第一歩と意気揚々に活動を続けるも、結局は今までと何ら変わりのない何でも屋家業。そんなお仕事の最中、竜太と千紗はちょっとした事故でキスをしてしまい……。ぎくしゃくしたまま、微妙に避けられヘコみがちな竜太。一方、依頼によって調査をしていたとある組織には意外な事実が隠されていて……。

ご町内征服完了!

まさか、こんな方法でご町内がデーモンテイルの手に落ちようとはっ。そうか、これは、このまま町を、県を、国を、そして果てには世界を統べようという壮大な野望成就の記念すべき第一歩なのですね!?

……ないわー。

そんな感じで、ほのぼのゆるゆると悪の秘密結社の活動という名の慈善事業を行っていたデーモンテイルがようやくそれなりの結果を出しました。なんかやたらと民主的な方法でご町内の頂点に君臨することになりましたが、まぁ、それもこの作品らしい気の抜けた流れで、良いんじゃないでしょうか?

お話的には、竜太にとって因縁のあるとある人物の関係者が登場して、今後の明確な障害としての役割を持っていそうですが、こっちはこっちで、どこまで本気か分からない野望に燃えてますね。いや、良いんですよ、全世界ニャンコ化計画。でも、彼の竜太に向ける感情は、やっぱりこのお話の中においては異質なものがありますね。こういう明確な悪役は、物語の流れとしては自然と出てくるものなんでしょうが、本来ならデーモンテイルを敵視する公権力の介入とかの、より強大な壁の登場の前哨戦なんでしょうかね。現状ではちょっとした小競り合いレベルですし。

まぁ、そんな壮大な戦いの予感なんて、実際には本筋ではなくて、竜太のウハウハハーレム生活をギギギ……と歯がみしながら眺めるのが正しいのかも。千紗もありすもお互いへの牽制具合がたいへんなことになりつつありますが、そこを華麗にスルーして波風立てないバランスを維持しようとする竜太の鈍感さはもはや愚鈍レベル。周囲の生暖かい視線に気付かずに、踊らされていて、まるで見せ物のよう。なんか肝心なところでも一歩引いて、向こうから押し倒されるの待ってるような、彼の明日はどっちだ。

てか、千紗とキスしたり、コスプレーなお披露目を目の前でされたりと、ホントウハウハなんですが、この主人公。

hReview by ゆーいち , 2009/05/31

二人で始める世界征服〈3〉

二人で始める世界征服〈3〉 (MF文庫J)
おかざき 登
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