ねくろま。∞(インフィニティ)

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stars ……諦めるな。俯くな。前を向け。誇りを持て。自分を信じろ。理想の自分を思い描け。願え。足掻け。祈れ。叫べ。その神経と精神と魂の赴くままに想像し創造しろ――お前自身が主人公の、最高にイカした物語を! さすれば《世界》は貴様の望むままだ!

フラグメントを巡る騒動も一段落。日常を取り戻したソリスたちの物語はまだ終わらない! 学院を去るというシェンファは、自分のために街中を巻き込んだお祭り「紅蒼祭」の開催を宣言する。高得点獲得者には豪華賞品を、そして優勝者への副賞としてソリス自身まで賞品扱い。祭りの準備中にせっかく回収したフラグメントが紛れ込んでしまい波乱の予感、果たしてソリスはフラグメントを集め、見事優勝の栄冠に輝くことができるのか!?

最後までハ・ダ・カ!

や~、もう、ここまで突き抜けると諦めも付こうというもの。裸ブコメとはよく言ったものですな。どこで道を間違えたのか……いや、マシロがスケルトンで登場した第1巻からどこか変だったこの物語もついに完結。前巻のラストでソリスとマシロの関係にいったんの区切りが付いて、一歩前へ進んだかと思ったら、その先に用意されていたご褒美のようなファイナルエピソードでしたね。

徹頭徹尾ラブでコメでとにかく楽しくと、そんなお話であるだけに、鬱成分とか切なさ成分とかそんなのどこかへうっちゃって、ハイテンション、ノンストップで、まさに作中のお祭りのごとく最初から最後まで駆け抜けた番外編。

どのキャラにについても幸せな結末を、そしてここから続く輝かしい未来を予感させる何かを残して、これでホントに完結ですね。

終盤の何が何だか分からないカオスさは、それこそ、その世界を作り上げていく多種多様な主人公たちひとりひとりの物語が混ぜ合わさった闇鍋状態の象徴というか。そして、最後の最後に美味しいところをかっさらっていったマシロの策士っぷりに驚きつつ、彼女にとってのゴールと、新しいスタートが祝福で彩られていることに拍手を送って。

このおバカで全裸なお話の幕として相応しいラストに満足させていただきました。

hReview by ゆーいち , 2009/06/14

ねくろま。∞(インフィニティ)

ねくろま。∞(インフィニティ) (MF文庫J)
じろう
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