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アニメ感想 Archive
サマーウォーズ
- 2009-08-02 (日)
- アニメ感想

『時をかける少女』はまともに見てない*1んですが、世間の話題になってるってことで観てきました、『サマーウォーズ』。
同監督の『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!』のリメイクとも言われる本作ですが、ぶっちゃけデジモンの劇場版は不明にして観ておりませんで、事前知識も何もない状態で観られたのは逆に良かったのかなあと。大変楽しめました。
もう一つの現実世界といえるまでに成長しひとびとの生活に根付いている仮想世界OZのある現代に近い世界。主人公の健二が先輩の夏希に請われるまま、共に訪ねた田舎にある実家で巻き起こる騒動。そして健二の携帯に送りつけられてきた暗号を、彼がうっかり解読してしまったことによって、OZが、そして世界が危機に晒されていくことに。その危機に立ち向かうは、健二と、夏希をはじめとする陣内一家!
とまぁ、あらすじはだいたい公式サイトを見れば分かりますが、事前知識がないとちょっと分かりづらい部分もあるかもしれませんね。特にネット絡みの設定とか用語が多少は出てくるので、そういうのに興味がないと序盤で置いてけぼりされる可能性も……。とはいえ、冒頭のサイバーだけどやけにポップなOZの世界説明を通り抜けるとなんとも夏の雰囲気満載の現実世界でのお話がしばらくは進んで。
憧れの先輩のお願いによって、彼女の恋人役を演じなければならなくなった健二。嬉しいけれど分不相応な役に戸惑いつつも、大家族な旧家に集った陣内一家の空気に感化されていく健二。健二の家族構成とは対照的な賑わいの陣内家、今はこれだけの親族が揃うご家庭も減りつつあるんだろうなあとか思いつつ、同じく田舎な我が家は割と環境が近かったりしますかね。懐かしくもやかましい記憶が蘇ったり。
でも、この段階まではヒロインであるはずの夏希がどうにも魅力的に描かれてないんですよね。恋人役を健二にお願いしたくせに、それは別の誰かの代役で、彼女にはしっかりと想い人がいるわけで。おまけの件の人物まで登場して、健二は立つ瀬がないとか、もう哀れで哀れで。この辺までの展開は逆に良くあるラブコメだったりゲームなお話だなあと思いましたね。普通に楽しいんですが。
そして健二のもとに送りつけられた謎の文字列に興味を引かれ、それを暗号として解いてしまってからの物語の加速具合が凄かったですね。OZの根幹へアクセスするためのパスワードを入手した謎の存在が仮想世界を我が物顔で侵略していく。ネットワークで接続されたあらゆる場所、あらゆるシステムが混乱を来し、現実世界にもその影響は否応なし現れてきます。しょせんは仮想世界のトラブル、それが実生活にどれほどの影響を及ぼすものかと高をくくっていたら、それは田舎の、ネットとは縁遠そうな陣内家に取り返しのつかない事態を与えてしまい……。
ええ、そうですよ、私はこういう家族もののお話に弱いですよ弱いですよ。だから、こういう制作者側の「ここで泣いて」的な演出に、分かっていても打ちのめされてしまうわけですよ。大切な家族の喪失だとか、その喪失で切れかかってしまった絆が再び結び直されるだとか、見ず知らずのひとたちの気持ちがひとつになっていく様だとか、そういう心の繋がりの描写が大好きなんですよ。だから、OZの混乱から生まれた敵に立ち向かう健二たちの姿だとか、力及ばず打ち倒されてしまったカズマの涙だとか、我関せずだった他の家族たちが一致団結して最後の勝負に挑む姿だとかにとにかく感動してしまうのですよ。ああ、そうですよ、終盤泣かされましたよ。
物語だからこその理想的な家族の姿がとにかく眩しいんですよね。そして、訳も分からず戦っている彼らのために、全く関わりのなかった、けれど同じ世界に生きている人間だからこそ伝わる心がある、応える心がある。それは、そんな有機的な繋がりを否定し、ただただ力を集め肥大化していった敵との対比としても描かれているように思います。機械で、電波で、電子でひとびとが繋がるようになったとしても、その繋がりによって生まれるものは機械的な冷たさではなく、人間的な暖かさをたたえているという、理想論だけれど優しい答えが私は好きですね。最後には彼らは、OZそのものであるジョンとヨーコからも祝福されたのですから。
そんなわけで、最後の最後まで手に汗握る展開で飽きさせませんでしたよこの作品。夏の田舎を舞台にしていながら、ネットを介してのサイバーな戦い。いかにも日本的なアニメーションでありながら、万人に向けて作られている間口の広さもありますね。序盤の設定さえすんなりと通り抜けられれば、誰でも楽しめるんじゃないのかなあ。無理に設定部分を追おうとしなくても、作品内で繰り広げられるひとびとの想いの交わりとかは十分に伝わるでしょうし。
結局、そこに生きているのが人間ならば、その方法は変わっても分かりあえる繋がりあえる伝わりあえる、そんなシンプルなメッセージをむやみやたらにハイクォリティな映像で楽しませてもらいましたよ。いやいや、これはメディアとして発売されたらぜひとも買いたいですよ。BD版待ちー。
そうそう、ノベライズ版は先行で発売されていたようですね。ノベライズ担当は角川文庫版は『ムシウタ』の岩井恭平じゃあないですか。また違った切り口でこの世界を描いていてくれそうなので、こちらもチェックしてみたいですね。
| サマーウォーズ (角川文庫) | |
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- とりあえず8/11に放送するのは見ること決定。てかBD買うかも [↩]
機動戦士ガンダム00 2nd Season #25『再生』
- 2009-03-29 (日)
- アニメ感想
ついに姿を現した最後の歪みリボンズ・アルマーク。リボンズキャノンに載り優越感に浸る彼。機体もパイロットスーツも微妙ですよ……? 神を気取る悪役は、その座からあっさり落ちてくるのは世の定め。
傷ついたプトレマイオスのクルーたち。ひとり強大な敵と戦う刹那を援護するために、皆の力が結集しようとしています。
そして、リボンズキャノンが変身したあああぁぁ!? ツインドライブを搭載し、ガンダム顔の真の姿を見せダブルオーを圧倒! じわじわと装備を削られじり貧状態の刹那の元にアレルヤとロックオンが登場。うるさい外野のイノベイドたちの機体を引きつけ、刹那へと活路を開く!
それでも圧倒的なリボンズ機。ファングやら強力な砲撃やら。覚醒した刹那の能力でなんとか五分に持って行ってるけど。と、そこでヴェーダと化したティエリアの言葉を聞くリボンズ。そして、その言葉を振り切るようにトランザムを発動する両機。忘れられてた秘密能力の量子化まで発動させてダブルオーの渾身の一撃がようやくリボンズを捉え、そして同時にダブルオーも被弾。ラストバトルはやっぱりこのぼろぼろになる機体同士の激突が……って、あれええええ、ツインドライヴ奪われてる!?
戦闘宙域を漂っていたオーガンダムに乗り換えるリボンズ。ダブルオーに止めを刺そうと舞い戻った場所には、無人のダブルオーが。
うああああ、そして、ここで登場する刹那の初代機・ガンダムエクシア。最後にダブルオーから乗り換えるってのは燃えるなあ。ガンダム対ガンダム。砲撃を捨てたサーベルと格闘戦。最後の一撃同士のぶつかり合いは、様々な思いを託された刹那のエクシアの勝利に。対ガンダムも想定されたという設定がようやく生きたような……。爆散する機体。なんかマリナさんがしゃべってましたけど、またしても意味のないことを言っていたような……。
イノベイターとアロウズの支配の実態が明かされ、また世界は変わっていくというラスト。沙慈とルイスもふたりを縛っていたあらゆる困難から解放され、幸せを掴んだみたい。死んだと思われていたコーラサワーもマネキン大佐を見事に射止め結婚式まで!? ロックオンはソレスタルビーイングの一員として戦うことを決め、アレルヤはマリーとともに戦いのない生活をふたりで歩んでいく。そして、刹那はもちろん世界の敵になろうと、戦うことは止めないし、ヴェーダと同一となったティエリアは、来るべき対話の時までしばしの眠りにつく。
いや、エピローグだから詰め込むのは分かるけど、唐突すぎだったかなあ。メカ戦のシチュエーションとかは燃えたけど、その後の唐突なオチとか、そもそもマリナ姫の役割が意味不明だったのが。本当なら別の勢力として祭り上げられるとかしたのかもしれないけど、どうにも扱いに困るキャラだったのかもしれませんね。
さて、そして、ラストに劇場版制作・公開が発表されたわけですが。木星宙域に輝くGN粒子のの意味は何なんだろうなあ。オリジナルのGNドライヴがまたしても製造されたってことなんだろうか? そうすると今度はオリジナル対オリジナル。ツインドライヴどころかクアドラプルドライヴとか、ワケの分からんインフレはないですよね。ってか、宇宙船ソレスタルビーイングの最初の目的地は、木星に決定か。どうなるやら? 忘れられてるSEEDの劇場版より早くなりそうだしなあ……。
機動戦士ガンダム00 2nd Season #24『BEYOND』
- 2009-03-22 (日)
- アニメ感想
ルイスの駆るモビルアーマーと対峙する刹那と沙慈。憎しみに凝り固まったルイスの心に沙慈の言葉は届かなくて、戦う以外の選択はこの場においてはもうなさそう。横やりを入れてくるアンドレイはあっさり撃墜? そして、そのことに激高したルイスはダブルオーライザーをワイヤーで拘束。特攻してくる敵MSをかろうじて迎撃するけど、撃墜し損ねたMSがエンプラスに直撃。これで終わり?
リボンズの前に立つティエリア。イノベイターと自称してきた存在は、真なるイノベイターを生み出すためだけに作られたイノベイドだとか、ここにきて新設定登場。リボンズはティエリアのその事実を突きつけられても揺るがず、自分はそれらすべてを超越した存在であるとうそぶく。
カタギリはスメラギさん憎しで人間に絶望したんだかどうなのか。人間がイノベイターによって統治される世界こそが恒久平和への道だと思い込もうとしてるよう。スメラギさんはそんなカタギリに毅然と立ち向かい、銃を向け合うだけ。
別々の戦場で戦うロックオンや、マリー・アレルヤ、そしてラッセもどんどん追い込まれていく。この物量差はどうしようもないなあ。
って、ティエリア撃たれたああああ!? なんであっさりと。
ルイスも壊れて一体どうなるんだこの展開。
じわじわと追い詰められていくソレスタルビーイング。刹那はそれをダブルオーの力で感じ、そして解放されるダブルオーの本当の力。大量に広がるGN粒子の光。戦場に響く皆の声。この逆転劇はどうなんだと思うけどなあ……。
戦い合い、憎しみ合う敵と味方が、ここでようやく言葉を交わし合う。言葉にしないとわかり合えない人間という未完成な存在が、通じ合うには刹那のような革新者の力がないと無理なのかー。って、ダブルオーは宇宙で光ってるだけじゃないか。ああ、でもルイスと沙慈が何年もの時間を超えてようやく向かい合えたのは良いと思うよ?
やられたかと思ったティエリアはリジェネと通じ合って、セラフィムの秘密の機能が発動。やっぱりナドレと同じようにトライアルシステムを積んでたのか。ヴェーダとのリンクを奪取したことでGNドライヴを搭載した機体の活動は停止。でも、ガンダムだけ動けるってなんて反則!
ティエリアはヴェーダと同化してすべてを語り出す。うわぁ、50話使ってようやく辿り着いたよ真相に。イオリアの本当の計画とその目的、あと1話でどうなるのやら?
ラスボスリボンズがガンキャノン赤い機体で登場。いや、その台詞、小物じみてますから……。
機動戦士ガンダム00 2nd Season #23『命の華』
- 2009-03-15 (日)
- アニメ感想
リジェネによって額を打ち抜かれ死んだと思われたリボンズ。と思ったらあっさり本物が登場? リボンズの意識はヴェーダに直結しているため、肉体に意味などないと。激高するリジェネを撃ったのは久々の出番のサーシェス。あと数話しかないのに、ここから彼の大暴れが始まる? といっても、最強に強まってる刹那とダブルオーライザーに対抗できるとは思えないのだけれど。
アロウズ対連邦正規軍・カタロン・ソレスタルビーイングの戦況は徐々にアロウズが劣勢に陥ってる感じ。主戦力のイノベイターを欠き、さらに相手はスメラギさんとマネキン大佐の希有な戦術家が指揮を執ってるんだから簡単に勝てるとは……。ってところにリボンズの攻撃キター! コロニーレーザーさながらの巨大なビームによる攻撃で敵味方もろともに一網打尽にしようというトカゲのしっぽ切り。
そして姿を現すリボンズの居城。外宇宙との対話を行うべく開発されたコロニー型の宇宙船、人類を救う箱船・ソレスタルビーイング。うう、言葉が被って説明が混乱しそう。そこに在るヴェーダ本体を奪取するため、今度こそ始まるプトレマイオスクルーの最後の戦い。人類とイノベイターの未来を選ぶ最後の戦い。
敵MSのトランザム祭りひどい。カタギリの怨念が形になったかのような自爆前提の特攻行動。イノベイターの命も安くなったものですな。そして、まさかの不死身のコーラサワーさん退場……? マネキン大佐を守って宇宙に散る……。
要塞への突入を巡って命を削り合うイノベイターとガンダムマイスターたち。刹那・沙慈と対峙するルイス、ヴェーダへ接近するティエリアの前に立ちふさがるヒリングとリヴァイヴ、プトレマイオス防衛のため無数のMSの前に壁となるアレルヤとピーリス、兄の敵サーシェスと激突するロックオン、艦内で敵として相対するスメラギさんとカタギリ。なんかアンドレイとかいたみたいだけれどあっさりとダブルオーに撃退されてたなあ。
ガデッサ・ガラッゾの2体のトランザム攻勢にさらされ、撃破されたかに見えたセラヴィーはもぬけの殻。ティエリアはついにヴェーダに、そしてそれを掌握するリボンズの元にたどり着きます。個人としては戦力のなさそうなリボンズだけれど、無防備な姿をさらすはずがないし、目の前のリボンズを倒しても第2第3の彼がまた湧いてくるとか、そんなオチ?
機動戦士ガンダム00 2nd Season #22『未来のために』
- 2009-03-08 (日)
- アニメ感想
激突するダブルオーとマスラオ。トランザム同士の極限でのぶつかり合い。振り下ろされるマスラオの刀を白刃取りし返す刀でマスラオの両肩を貫き戦闘不能へと追い込む刹那。小爆発に包まれる機体、弾けるマスラオの兜、その下にはフラッグの顔があるし! ああ、ここがブシドー=グラハムの譲れない一線だったのか……。止めを刺さず去る刹那。純粋種として覚醒した刹那がすべての鍵を握ると、ようやく主人公らしい重要ポジションに至ったなあ。
ラグランジュ2に在るヴェーダ本体は直径15Kmという巨大な規模で光学迷彩されていて。そんなプトレマイオスに届けられる新装備。アロウズの100機を超えるモビルスーツ部隊を相手に、渡り合うことのできる切り札たり得るのか?
あー、イノベイター勢に含まれているルイスは、ネーナを手にかけたことで戻れないところまで来てしまったようですな。金色に輝く瞳には狂気の光しか宿ってないよ!
いよいよ最終決戦。プトレマイオスには新装備と、未稼働状態だったオーガンダムまで届けられて! どうみてもファーストガンダム。何世代も過去の機体が、現時点でどれくらいの戦力になるのかという突っ込みはアリ? 月の裏側の最終決戦に、ソレスタルビーイングはすべてのメンバーが未来を掴む戦いのため、一つにまとまったようですな。
空気と化したマリナ姫、蚊帳の外のカタロン、そしてちらっと出たのはマネキン大佐かな? この時点で参戦してきても混沌としそうだけど、さらに人員整理の嵐が吹き荒れたりするのかなあ……。
いよいよ始まる決戦。それぞれの思いを抱いて戦場へと向かうマイスターたち。アロウズ艦隊の特攻艦に搭載されたアンチフィールドでGN粒子を使用した兵器の戦力を削られて、数の暴力の前に屈しそうになるソレスタルビーイングの救援に訪れたのはカタロンの艦隊。うわ、出番があった! そして後方にはマネキン大佐が決起して挟撃。今まで姿を隠していたのはこの機をうかがうためだったのですね。コーラさんもキター!
予想外の事態に瓦解するアロウズ艦隊。グッドマンの乗る艦もダブルオーの砲撃で轟沈! まぁ、味方ごと敵艦を落とせなんて命令すれば、こういう流れですよねー。
これでアロウズ正規軍は壊滅かな。残るはイノベイター勢で、これが本命でしょうね。ソレスタルビーイングを待ち受けるリボンズの余裕の笑み。リジェネの企みは当然のように筒抜けで粛正かと思いきや、牙をむいたのはリジェネの方! 額を打ち抜かれ倒れるリボンズ。って、あれ? ここで退場とかないですよね?
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