ライトノベル,富士見ミステリー文庫,読書感想

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可哀想な娘を守ってあげたいという気持ち。それはきっと愛情ではなく同情だよ。

冴子が倒れた。それは1年前の奇跡が終わりを告げることの報せだった。出会った頃の彼女が告げた言葉の意味を、健一はようやく理解する。唐突な別れと喪失感 ...

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それで良いんです。陳腐な言葉で構わないんです。貴女にそれが伝わるのなら。

前巻から思いっきり続いていて、そしてシリーズ完結。僕と志乃ちゃんの再会とともに起きた事件の真相解明と、最後の事件。

失われてしまったもの ...

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『貴方』に問いたい。もし『それ』が真実でなかったら、『私』はどうすれば良い?

世間を騒がす猟奇殺人事件に、僕はかつての事件を思い出していた。今回の事件と同じ異常性、同じ悪夢のようなその事件の犯人は、しかし、あのとき死んだは ...

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全部は無理でも、すごく大事なことくらいはわかりたいじゃないですか。

佳奈に自分の気持ちを伝え、そして報われることのなかった日菜は健一に慰めを求めていた。健一は男と女ではなく、親友として、そんな彼女の傷ついた心を救おうと思い ...

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問題は誰が嘘を吐いているかじゃない。誰が、どれだけの嘘を吐いているか、である。

実家へと帰省した僕は年賀状の中に忘れもしない名前を見つけた。大薙詩葉。高校時代の僕の彼女、そして、今はもういない彼女からの年賀状を。帰省前に届 ...

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夢の最果てはね、本人がそれを自覚した瞬間に現れる

志乃の母親の随伴して訪れたパーティ。場違いな雰囲気に恐縮する僕の前に現れたのは鴻池キララ先輩と、厳つい警察官の冨樫さん。先日発見された身元不明の遺体の傍に、このパーティの招 ...

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捕まえた。里見のこと、もう逃がさないんだから

『七月の英雄』、そう呼ばれる後期生徒会長選挙への、真行寺遼一突然の出馬宣言がなされた。一方、現生徒会長の和美は、吉野と、里見を巡っての微妙な、けれど良好な関係を維持していた。自 ...

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バレンタイン チョコレート お菓子の家 そして惨劇のお味はいかが?

バレンタインの日、自宅にて祈祝とチョコレート作りに興じる誓護のもとにアコニットが訪れる。その日、とあるイベントが開かれ、そこで食べられる特別なトリュフをご ...

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これが最後の入れ替わり!? 石段が失われる前に元の世界に戻れるか?

吉朗たちの世界で石段の取り壊しが1週間後に迫った頃、吉朗・麻琴・千広の3人は、見納めとばかりに一堂に会していた。ところが、突然の地震でバランスを崩し、石段 ...

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シーナ&バケッツ メジャーへの道! そして日菜の恋の行方は?

シーナ&バケッツのTV放送のための収録が終了した。健一は変わっていく。もちろん、彼の周囲のひとたち、綾、刻也、冴子、千夜子も。健一とコンビを ...