09:00am起床。
橘 さやか、チロル、秋島 香奈子ルートと読了して、これで完了。
さやかさんルートは、やや本流とは離れた位置にあるシナリオとはいえ、それなりに良くできてました。まぁ、他のキャラのシナリオが、それに輪をかけて素晴らしいので、霞み気味なのは致し方なしというか……(^^;
香奈子さんルートは、一回バッド必須なのね。正直どうしようかと思いましたが、チロルルート出現のフラグにもなっていて、この構成は見事ですね。
で、香奈子さんルート、最後にとっておいたのは間違いなかったようで。素晴らしい。大介も香奈子さんも不器用すぎます。三年もかけてたった一言を届けるための紆余曲折が、どれだけあったのかなんて、三年という時間を思えばそれで事足りるでしょう。大介がヘタれてなければ、あるいはもっと早くの新店もあったのでしょうけれども、それは、まぁ翠あたりも絡んでくるし、難しい問題だったのかなぁと。
香奈子さんだけは、本編の中で「家族」になったのだと明確に示されていないんですよね。作中を通して行われたのは、過去の清算と誤解の解消と告白。スタートラインへ立って、もう一度出発しようというところできれいに終わっていました。
追加のショートストーリーでは、本編エンディング後の二人を描きつつ、翠の気持ちにも一つの区切りを与えています。本当に翠はいいヤツで、なんでもできるからなんて理由で、大介を諦めなきゃならない道理などないだろうに。それでも二人の祝福のために身を引く決意を、二人っきりのクリスマスパーティーの中で、たわいもない会話の果てにするというのは、本編の翠ルート、香奈子さんルートを経た後からすると、やはり辛さが勝ってしまいます。本当にいいヤツなのにね。それでも、このシナリオは大介と香奈子さんの、曖昧だった関係を同じ姓を名乗ることにより規定するものであり、数年に渡る彼女の夢の一つの実現を描いているのです。だから、最後の香奈子さんの笑顔がこの上もなく愛おしく、その未来が祝福に満ちていると信じるに足るのです。
_ ショコラにおける丸戸史明氏のシナリオは、家族の理想ともいえる形を、様々な側面から描いてくれています。主人公の大介はかつての自らの所業の反省からか、ことさら「家族」という繋がりに飢え、神聖視すらしている節があります。彼の回りに集った人々も、彼の理念に共感し、これまでとは違うcurioを
「ファミリー」という共同体のもと──だから、むしろ結城ファミリーではなく、大介ファミリー──築いていくのがショコラの物語の根幹にあります。それぞれの抱える家族への思いは異なれども、大介を中心に動くcurioで過ごす三ヶ月は、決して小くはない劇的ともいえる影響を彼女たちに与え、終わってみれば「いろいろあったけれど、楽しかった」と、思い返せる時間たり得るのでしょう。
笑うことも、泣くことも、怒ることも、悲しむことも、そして憎むことすらも、すべてひっくるめて無条件に肯定し、その果てに愛を結ぶことができるなら、それは、どこまでも純粋で、理想的な「家族」の一つの形だと言えるのでしょう。生きた感情が伝わる作品に仕上がっているからこそ、このゲームの結末のどれもが美しく、愛おしく思えるのです。その幸せさに、年甲斐もなく嫉妬してしまうほどに。
_ ゲームシステムについては、もういいです。場所の選択などのシステムは、このゲームのシナリオに合っていませんから、素直に攻略サイトとかを参考にさせてもらいました。これさえなければ、プレーの中弛みもせずに済んだのに、残念ですね。
_ とにもかくにも、トータルで見れば文句なしに傑作と言えるゲーム。これで心おきなくパルフェを始めることができますね。この作品を通して感じることのできる暖かさは、どこまでも染みてくれました。また、時間をおいてリプレーしたりすると、別の感想も浮かぶのでしょうけれど、今はこの暖かさを噛みしめるだけで、十分に満たされる、そんなゲームでしたね。万歳。
_ あ、キャラは翠が一番ですね。こういう関係をどこまでも正直に描いてくれる丸戸シナリオ、もうどこまでもついていきますよ(笑)
ついつい買ってしまった。後悔はしていない。
メインマシンのオーディオデバイスはUSB音源を使っていたのですが、ここは一つアップグレードしてみようかと、不要品を売却して原資を調達(笑)
ノントラブルで好評稼働中。TIMEDOMAIN miniとの組み合わせは、低予算で作る環境としては割と満足度高しっぽい。MP3音源とかでも、細かい音まで本当によく発音してくれてます。今まで使ってたスピーカは、ホントの安もんだったので、それだけでも変わるのに、サウンドボードも変えたから、どっちが効果的だったのか。
うん、でも、値段相応の満足度は間違いなさそう。オンボードからのアップグレードだったら、目から鱗ものでしょうね、これは。
始めますた。
く、冒頭から前作を踏襲してくれちゃって、まぁ。嬉しいじゃないですか。
結城父の話と、前作の香奈子さんショートストーリーから判断するに、香奈子さんエンド後のお話なんですね。翠好きとしては残念無念。でも、回想シーンで翠が出てきたからいいや(笑)
そして、ゲームの雰囲気は紛れもなくショコラのそれを感じさせます。curioがライバルとなっているのはフクザツではありますが、血で血を洗うような殺伐とした関係ではなく、互いに競い合う関係になっていけそうな展開なので、楽しむことができそう。
舞台となる喫茶店が「famille」ってだけでも、前作以上に家族の絆への思い入れが伺えます。序盤から、バラバラになったスタッフを再結集させるために東奔西走する主人公、仁。戻るもの、戻らないもの、新たに加わるもの、競い合うべきもの、役者が揃い、物語もテンポ良く進んでいきます。システム面が極めて完成度高く、前作にあったようなストレスがほとんどなくなっているだけに、純粋に物語を楽しむことができます。その他、あらゆる面において、ショコラの味を残しつつ、完成度を高めているため、先の展開を期待せずにはいられません。
また、この空気に触れることができるのが、ここまで心地好いものとは予想以上でしたね。楽しみ楽しみ。
If you want to delete this message, you move to "preferences" page and edit the footer.
It is better to read README and How to write diary before you write diary.
これでまたSE150という新たな物欲刺激に成功。<br>次は液晶にしようかな。それともHDDかな。CPUかな。ゲヘヘヘヘヘ
余剰パーツは何時でも引き取りますよ(ぇー
メインマシン→鯖マシン→会社マシン→DNSマシン→趣味マシン→廃棄<br>となるので、まず期待できないかと……
どんなダメスパイラルだYO!