07:00am起床。
すでに任天堂は大艦巨砲主義のゲームとはとうに決別していますが、それをさらに推し進めるようなコンセプトのゲーム機を発表してきました。
現行ハードとの互換性は、Xbox360、PLAYSTATION3、Revolutionともに維持されているようですが、このマシンについては、かつての任天堂ハード(ファミリーコンピュータ・スーパーファミコン・ニンテンドー64)の稼働までサポートするという思い切ったコンセプトのマシンのようです。
無線LANホスト機能も、いずれのハードも実装しているため、ブロードバンド回線を利用中のユーザは、比較的簡易に家庭内LAN環境に、これらのゲーム機を接続することができるでしょう。もっとも、一から環境を構築したり、そもそもネットワーク構築に詳しくないであろう大多数の低年齢層のユーザをどのようにサポートするのか、それも普及の鍵の一つであるのは間違いありません。
任天堂は、携帯ゲーム機ニンテンドーDSの無線通信サービスの拡充を発表しているわけですが、Revolution自体もその構想の一環に組み込まれ、ネットワークに接続してこそ真価の発揮されるハードになるのは容易に予想できます。ユーザが付いてくるかどうかは未知数ですが、その試金石としてDSによる無線通信サービスがあるとすれば、その普及の度合いによってRevolutionの未来が見えてくるのではないでしょうか。
正直なところ、過去のゲームのオンライン配信は、利用するユーザ層は現状では一握りであると予想されますし、それ以外の情報については極めて不透明な状態なので、任天堂の構想がどれほどのものか想像も付きません。しかし、圧倒的なパフォーマンスを誇るであろう、PLAYSTATION3とXbox360に対し、純粋にゲームとしての楽しみを提供することにこだわり続けた任天堂が見せる答えが、現在のゲームユーザにどれだけ受け入れられるのか、興味深く見守りたいところです。
ゲームキューブの延長線上にあるハードとしたら、シェア一位の奪還はまず無理でしょうし、どうにも分かる人だけ楽しんでくれればいい、みたいな独自路線臭が漂っているので、非常に苦戦するとは思いますが。市場を盛り上げるためにも二強体制ではなく、三つ巴の乱戦にもつれ込んでほしいかと。
売る方は今まで以上に神経使いそうですけどね。ま、当分先の話なので、今は期待して各陣営の動向を見守ります。
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