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撲殺天使ドクロちゃん〈10〉

stars さよならドクロちゃん! 今度こそ本当に完結!

ある日未来からやってきた新たな天使ゼブルちゃんとダチュラちゃん。ふたりは唐突に桜くんに告げます。
「ドクロちゃんは未来の世界へ帰らなければなりません」
世界の平和を保つという天使の役目を果たしてもらうために、桜くんは苦渋の選択の末、ドクロちゃんと別れることに。
望まず離ればなれになってしまったふたりは再び逢うことができるのか?
――これは、過ちばかりの少年と、いなくなってしまった天使の少女が、
再び巡り逢うための物語。

表紙絵から予感していましたが、第10巻にしてシリーズ完結。書き下ろしの長編にて大団円(?)なエンディングを迎えました。
正直、この作品、どういうラストが描かれるかと思っていたら、予想していたのよりよほどまっとう(失礼)で、グダグダとギャグの皮を被ったシリアスなストーリーで、まさに劇場版ドラえもんのノリでしたね。所々でドラへのリスペクトが伺えるシーンもあったし。

おかゆまさきという作家の神髄というか。どうでもいい感じでだらだらと話を続けようと思えば続けられるのに、ここで敢えて一区切りをもってくるあたり、氏の決断が感じられます。もちろん、シリーズ全体としてみると、序盤の勢いとこれまでのお約束をぶち壊すような展開から、マンネリ化してた部分もありますが、ストーリーを進めるという大事な部分においては、かなり真摯に書いていたように思います。時たまシリアスな展開を挟みつつも、悲壮になりすぎず、ゆる~い感じでこのエンディングに辿り着けたというのは拍手を送りたいですね。
桜くん自身も、状況に流され、他者にいじりまくられつつも、最後の最後で株を上げ、そのまた後にいつも通りいじられるという、なんとも美味しくも悲惨な役を見事に演じきった感じ。これからも延々と続いていくドクロちゃんワールド。僕らの学園生活はまだまだ続くぜ!

次回作はドクロちゃんじゃなくなるということで、次の作品がどんな感じになるかというところに興味が向きますが、なにぶん、このシリーズのインパクトが強いから、どうしても比較されちゃうんだろうなあ。一発屋で終わらないだけの地力を見せてほしいところです。ともあれ、祝完結!

hReview by ゆーいち , 2007/10/31

撲殺天使ドクロちゃん 10
撲殺天使ドクロちゃん 10 (10) (電撃文庫 お 7-11)
おかゆ まさき
メディアワークス 2007-10

撲殺天使ドクロちゃん〈9〉

撲殺天使ドクロちゃん 9 (9)読了。

相変わらずのハイテンションぶり。ギャグもパロディネタ多めだけど、それはそれで。というか、『うる星やつら』とか『時をかける少女』とか、ネタ的に大丈夫なんだろうか。以前は『ドラえもん』ネタ使ってたから、そこで味を占めたか、おかゆまさき。この怒られる限界ギリギリを攻めるアグレッシブさがたまらない。

書き下ろしの後半はシリアスに展開しようとしてるのに、何をやるにしても周囲の人間と、当の桜くん自身がユルユルで真面目になれないので、緊迫感の欠片もない(笑) 自分の存在がかかっているのに、何悠長に思い出話に花を咲かせてるんだか。そして、オチのあまりの自虐っぷりに涙が……出ませんが。

次巻でラストなのかな? 結構衝撃な一文でエピソードを締めているんですが、二番煎じ感が否めないので先を読んでみないことには何ともいえないかなぁ。本気の本気で真面目な展開もあるかもしれないけど、『ドクロちゃん』である以上、そんな予想は軽く裏切ってくれるんだろうなぁ。バカな方向に。

撲殺天使ドクロちゃん〈8〉

撲殺天使ドクロちゃん〈8〉読了。

いつも通りでした。以上。

だとあんまりですが、物語が遅々として進まないのはさすがにだれてきますねぇ。夏休みエピソードもすっ飛ばして、さくさく進んでほしいのですが。

微妙にシリアスを予感させる引きで終わってはいるのですが、この作品なだけにきっとロクでもない展開を用意しているのでしょう。褒めてますよ? たぶん。

撲殺天使ドクロちゃんです

撲殺天使ドクロちゃんです読了。

ドクロちゃんをいろんな作家さんに書いてもらおう、という無茶な企画が実現するあたり、おかゆ氏の愛されっぷりが伺えますね(笑)

なんだかんだで個性の強い作家さんたちが参加されているので、どの作品についても、独自色が強烈に出ていて、本来の作品を知っていればさらに楽しめるんだろうなぁと。谷川流氏とかのどす黒いドクロちゃん(お蔵入り)は見てみたいような見てみたくないような。あと、鎌池氏の桜君は、上条当麻が降りてきたかと思わんばかりで、禁書世界に登場してもおかしくないような、それと静希ちゃんをけがすなー、ビリビリ。あと、なぜか電撃作家人ではないっぽい築地氏のドクロちゃんは『まぶらほ』の夕菜が降りてきてるし。殺り過ぎです(;´Д`)

DVD特典で書かれたらしい前半のぐだぐだっぷりと、本作のために書き下ろされた後半の、なんとか回収させようとする編集者の苦悩っぷりが伝わって、かなり笑えます。最後に時雨沢氏を持ってきたのはグッジョブというか、氏の作品のあとがきのノリで、書いてるだろとツッコミを入れたくなりますね。若本だし。

まぁ、なんというか、参加された皆さんノリノリで、同人誌的な味わいがありますが、どの辺のファンに向けて投げてる球かと問われると結構微妙なのかなぁ。起承転結の起と結が8回続いてるし。さすがに読み飛ばします。

カラーイラストはしゃあ氏のドクロちゃんがエロス。木工ボンド部を考えたおかゆ氏の才能に嫉妬!

撲殺天使ドクロちゃん〈7〉

撲殺天使ドクロちゃん〈7〉読了。

なんか原点に戻ったような撲殺っぷりが光る第7巻(笑)

前巻とかのはっちゃけすぎたファンタジーとかは正直産みの苦しみかなと思っていたら、意外とまともな、お馬鹿な展開で一安心。

なんか、南さん方面の人気が出てきているのか、本来のヒロインの一人であるはずの静希ちゃんの立つ瀬がないような。

すでにお約束のループに陥っている巻のあるシリーズながらも、毎度安定感のある話を出してくるあたり、まだまだ続きそうな雰囲気ですね。てか、そろそろ、話が進んでも良いような気もしますが(^^;

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