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S式コミュニケーション(3) 君からぼくが消えるとき

S式コミュニケーション(3) 君からぼくが消えるとき

読了。

一応一区切りが付いて、ある程度きれいに終わってますね。少年漫画の打ち切りのパターンの一つとも思える日常回帰エンドですが、まぁ、これはこれで感慨深いものもあったかと。今までなおざりにされていた月子と惣一の関係とかもそれなりに進展? なんか、所々で書かれるお色気なシーンが生々しくてとても中学生には見えないとかそんなのは置いておいて(^^;

で、結局なんだったのって話になりますが、なんだったんだろう? どうにも伏線が回収し切れてないのか、消化不良な謎が残りまくってやや不満です。一応今後も続くらしいのですが、また同じことの繰り返しになりそうな気もするし、ここで終わっておいた方がよかったんじゃないかなぁ、と。

サラと惣一の会話がほとんどなせいで、ただ戦うための存在に成り下がってしまったサラの悲劇性の演出も弱い感じで、話の繋がりが飛び飛びなのと相まって最後が駆け足過ぎる印象です。

そして、何よりも誤字脱字がヒドいが何よりも残念。文脈が取れなくなるレベルの脱字は、校正の段階で気付いて欲しいなぁ。興醒め。1巻でも状況描写がめちゃくちゃな部分があったりしたし、どうにもこのシリーズ、定期刊行を優先しすぎてクォリティが犠牲になった感が強すぎです。

S式コミュニケーション(2) 君の秘密を知っている

S式コミュニケーション(2) 君の秘密を知っている

読了。

えろ描写がより直接的になったり、会話にも下ネタがふんだんに盛り込まれたりで、大変なことに。

物語の本筋は、惣一と少年が出会ってもいないので、前巻から進んでないような感じだし、さくさく読み進むのは確かだけど、それは中身がないせいなのか……(^^;

登場人物はそれほど増えてないのだけれど、どうにもキャラ立ちしてないのか、印象に残ってないんですよね。月子と姉の微妙な関係とかネタは振られてるのに放置状態だし。場面場面のエピソードを細かく繋げるだけ繋げて、一本芯を通し忘れたちぐはぐな構成が気になります。

S式コミュニケーション(1) 君はぼくを殺しにきた

S式コミュニケーション(1) 君はぼくを殺しにきた

読了。

至る所で顔を出すパロディネタや、お下品ネタの数々。でも、意外に話の展開はしっかりしてて、きっちり主人公が成長を果たし世界を救って見せたり。なんとなくそこまでたどり着く展開に、ご都合主義が顔を出したりしているけれど、そんなものは勢いで正面突破。テンション高くてすらすら読め、楽しい文章でした。まぁ、下ネタ系がやや露骨だったりするので、お色気に萌え、というよりはネタとして笑えということなんでしょうけど。

序盤は主人公泣き言ばかり言うし、何かにつけて「~だよぅ」とかうざいことこの上なかったのですが(^^; まぁ、それはそれとして、締めるべきところでしっかり活躍してくれたあたりは面目躍如。

お隣さんの姉妹ルートはうっちゃって、いきなり大宇宙規模の事件に巻き込まれてしまい、一生懸命な月子さんが可哀想なくらいなので、ぜひ次巻では救済エピソードを用意してほしいところ。なんかまた『スウォード』がやってきて、鏡姉妹のパートナーになったりしそうな気もしますが。

エピローグできれいに幕が降りたかと思ったら、全然問題解決してないし。続巻もこの調子でノリノリな展開を希望。

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