Home > Tags > 椎野美由貴
椎野美由貴 Tag Archive
バイトでウィザード 双子の飼育も銀玉次第!
今回は結構いい話系の短編揃い。長さも適当で読みやすくて、さくさく楽しめましたね。本編の暗さが、過去話の研修生変では感じられないけど、未来に待つ悲劇を思うと手放しで楽しめるわけでもないのが微妙なところ。
そして、第7話に持ってきた、京介と礼子の出会いのエピソードが反則。すでに終わりが見えかけている二人の、ささやかな出会いの出来事が、ここまで眩しく見えてしまうのは、感情移入が過ぎるのかもしれませんが、それでも、京介にとって最も幸福であった時期なのは間違いないわけで。願わくば、本編も、現状の切なさも絶望感もなくなって、この日のような笑顔の日々に巻き戻って、あるいは歩みを進めて欲しいものです。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
バイトでウィザード 唱えよ安らぎの歌、と星は輝いた
このシリーズ、長編シリーズはどんどん重くなっていって、救いがもたらされることがあるのだろうかとビクビクで読んでいるわけですが。
前巻のラストで礼子の身柄の保証の代わりに、彼女の記憶を手放す決意を固めた京介。冒頭からすれ違いや、望みを絶たれる礼子と豊花の描写があったりして、今回も危険な予感! 区画均整の現在のボス・泉水なつきの本格的な進行と相まって、またロクでもないラストを想像していたら……。
良い意味で裏切られましたね。
後ろ向きな考えしかできなかった京介が、ようやく変わってきたことを実感できるラスト。そこに至るまでの、京介と豊花を思う親父・尚の感謝の言葉も、本家の人間の、家長に逆らってまでも二人の未来を開こうとする行動も、小さな子の願いも。
なつきとの決着は一つの区切りで、彼女がこのまま退場してしまうのか、あるいは次巻以降も世界をまっさらに還すために行動するのかは不明ですが、ひとまずここで大きな山場は超えられたように思います。
もっとも、部下を道具としてしか見ていない家長も、灯台に囚われたとある人物の行動も、むしろ本家の中に潜む危険こそが今後の障壁であるとにおわせたりしているのですが。
それでも、ようやく通じ合った京介と礼子の気持ちと、二人の決意、笑顔で閉じられた本巻は、これまでの鬱屈とした展開を吹き飛ばすだけの報われたものだったと思いました。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
バイトでウィザード 沈めよ恋心、と雨は舞い降りた
久画均晴から礼子を救い出すことに成功しつつも、京介と礼子の間の溝は埋まることなく。物理的な距離だけでなく、京介の側の想いを消去することによって、精神的な距離までも取り返せないほどの別離を迫る、家長の決断に感じる冷徹さは、結局彼の言う「友達ではなく、部下」という一語に集約されています。
どちらの勢力が前途か悪とかでなく、個人の思惑ではどうにもならない組織間の闘争に、使い捨ての消耗品として扱われることのない、京介や礼子の姿が淡々と描かれるやるせなさ。互いを思いやるたいせつな気持ちさえ、交渉の道具とされ、抗うことすらできない京介の、無感動といわれた彼の胸中に残る感情が絶望だけというのはなんという皮肉ですかね。
加速度的に救いのなさが進行する長編シリーズ。組織を離れての生存が絶望的となった京介が取れる選択肢は少なく、組織の道具として使いつぶされるのを待つのか、あるいは……。というか、彼らの願いを少しは叶えてやってくれよう。全てを救いたいなんて、それは大それた願いかもしれないけれど、京介と礼子が願った二人の幸せは、ここまでボロボロにされて、なお足りないというほど過ぎたものではないでしょうに。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
バイトでウィザード 響けよわが祈り、と少女は笑った
読了。
少しだけ救いはあるけれど、ラストの家長の行動がこの先々の展開に不安を抱かせる終わり方。とりあえず、京介自身としては礼子がひとまずは戻ってきたということで、少しは前向きに変われる可能性も出てきましたね。そろそろ限界に近づきつつある無効治癒の体質が、大きな枷になっていますし、結局駒として扱われるしかない現状を考えると、家長の手によって使い捨てられる恐れが非常に高いわけですが。
なんか壮大な兄妹ゲンカに発展しそうな様相を呈してきましたが、この家長なら笑って手を下しそうだし、妹にしてもそう簡単にはやられないような泥仕合になったりして。大人ってオソロシイ……。
短編集はイマイチだけど、本編は読み応えありますよねぇ。次回も長編ということですが、そろそろ収束へ向けて動き出すのかな。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
バイトでウィザード 黄泉路へつらなる万国旗!
読了。
微妙な出来だなぁ。短編集はイマイチ乗り切れない感じがしてるので、期待はしてないんだけど(^^;
長編の方をしっかりと片付けて、短編をだらだら続けるって……スレイヤーズじゃないか。う~む、そういう展開ではなくきっちりと最後まで面倒見てほしいなぁ。
しかし、ここ最近楽しみにしてるシリーズがことごとく本編ではなく、番外編だったり短編だったりするのは、イヤなシンクロニシティですな。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
Home > Tags > 椎野美由貴
- 応援中
- サイト内検索
- フィード
- メタ情報
- 54 queries.
- 9.699 seconds.



