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滅びのマヤウェル Tag Archive
フレイアになりたい
『[tag]滅びのマヤウェル[/tag]』の新作が期待できなくなくなってしまった岡崎裕信の新シリーズ。世界観が同一なので、マヤウェルがちょっとだけ顔を出していたりと、クロスオーバー的な楽しみ方も一部。
文章が安定してきているので、非常に読みやすい。いや、結構独特のリズムを持った筆致だけど、相性が良いのかな。前半のコメディタッチな展開はなかなかにやけられます。キャラ立ちは十分。
終盤になるにつれて、メインキャラ3人が背負ったものの重さとか、避け得ぬ運命とか、シリアス方面が大変なことになっていって、バトルは熱いわ、キャラの叫びに琴線揺さぶられるわで非常に楽しめました。
オチの付け方としては、万能設定に制限を設け、安易にハッピーエンドに逃げることなく、それでも主人公の瞳とかの前向きな成長にも繋がっているので悪くはないですね。
ただ、この後のシリーズ展開をするにしては結構難しい終わり方なので、このまま1冊完結の方が綺麗ではないかなぁとかとも思ってしまいます。
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滅びのマヤウェル―この愛がナイフでも
サブタイトルがかっこいいなぁ。さらにトンデモなキャラクターを参戦させ、バトルが激化すると見せかけて、それぞれの恋愛方面を主題に描いてくるとは。やはり戦闘シーンは、テンポや描写の面でそれほど唸らせられるということはないのですが、彼女らの行動原理の根幹にある、秘めた想いというものをテイストに動き回られるともう……。
一生懸命だったり、ひねくれてみたり、それと気付かず勘違いしてみたり、空回りしてみたりと、くるくると手を変え品を変え、コミカルに、シリアスに描かれる登場人物の内面は、読んでて楽しいですね。
エピローグもきれいに決まってて良い感じ。どっかで見たことのある設定などというのは気にせず、作品のテーマを楽しむことができましたね。
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滅びのマヤウェル―その仮面をはずして
うむ、冒険活劇的なドタバタとヒロインたちのと交流を描いた正道的な一作。主人公が男装した女性だということを除けば(笑) 文章……というか、設定やキャラクター造形に月姫──奈須きのこ──の影響が見て取れますが、独自の世界観の構築はなかなか見事ですし、登場人物の誰もがキャラ立ちしてるし、結構萌えるし。
物語の重要な位置を占める玉樹の口調とか、狙いすぎと分かっていながらも素直に可愛いと思えてしまったり。彼女のバックグラウンドは、決して軽いものではないし、その歪みを責めることはできないでしょうけれど、主人公のユーキとの出会いと、交わした言葉が契約の如く彼女を縛ってしまったのは、幸いでもあり不幸でもあり。
前半の日常部分と後半のバトル部分のギャップがスゴくて、それは日常からの乖離を端的に現しているのだろうと思うのと同時に、もうちょっとゆっくりしてても良かったかなとか思ったり。
広げられた風呂敷は、畳まれきってなく、むしろこれからスタートという勢いなので、続巻希望ってことで、声を上げておこうかな。
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