Home > Tags > 終わりのクロニクル
終わりのクロニクル Tag Archive
終わりのクロニクル 7
とにもかくにもクライマックスの連続。各々の因縁と過去に決着を付けての大団円。というか最終巻でこの物量はあり得ない。さすがに終盤疲れが出てきましたが、きれいに片付けてくれたので満足度高し。まロさ具合も最高潮。ライトノベルにおける性描写の限界に挑戦してる風味な佐山×新庄のらぶらぶシーンはとんでもないことに……。すげぇよ。
それにしてもAHEADシリーズの第一作がこの規模というのは恐ろしいですな。まだまだ川上稔の頭の中には描きたい世界・物語が巡り巡っているのでしょう。近いうちに、その新シリーズとの出会いを期待して、見事に完結した本シリーズへねぎらいの言葉を。お疲れさまでした!
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
終わりのクロニクル 6〈下〉
ああああ、ついに佐山と新庄が一線をおおおおっ!? というのは置いておいて、あとはクライマックスへ駆け上がるだけといわんばかりの見所たっぷりな巻でしたね。
Low-Gに対する裁判と、それに先駆けての再交渉。佐山の手練手管、支離滅裂な論理展開、全竜交渉部隊のトンデモなやりとりの後の、覆される事実。と、ここでさらに舞台をひっくり返す設定を明らかにする二転三転さが、なかなか。といか、ここ、逆転裁判の影響がちらほらと(笑) そういえば上巻では思いっきりバキのパロディもあったしなぁ。微妙なネタを持ってきて楽しませてくれます。
予想外の組み合わせの最終対決も、これまでに登場した概念を総投入の、シーンを想像するのが困難になりそうな外連味たっぷりの描写が光ります。覚と老主任の1st-G概念化の怪獣大決戦は意味が分からん(笑) 大久保ってなんだ大久保って。
で、前巻に引き続き飛場少年の成長に結構な力が注がれてますね。これまでに相対してきた中でも最強に近い将軍ハジを当て、敗北必至の状況を必死の一字で覆す様は、なかなかの見所。御影が独り立ちを始める中、置いて行かれるような錯覚を覚えた、そんなわだかまりも何もかも捨てて、強く在りたいと願う一念は共感せざるを得ません。
そして、本巻の引きは否応なしに最終話への期待を高まらせます。全ての概念核も奪われ、新庄が倒れた中Top-Gとの対決がどのような結末を迎えるのか、1,000ページ超のとんでもないボリュームの次巻を焦がれて待つのですね。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
終わりのクロニクル 6〈上〉
クライマックス直前。そして、上下巻一気に刊行という荒行を成し遂げながらも、その作風に一片の曇りなし。川上稔氏の実力の深さに畏敬の念を抱かざるを得ない本作。
飛場少年、原川と共にパートナーが世界に関わる重要人物であったために受動的に全竜交渉に巻き込まれてしまった二人が、ようやく覚悟を決める/過去と向き合うという、ある種のターニングポイントも含まれています。
前巻で、Low-Gの謳う正義──全竜交渉の建前──が“軍”により根底から覆され、各Gが再度の交渉を求め、方や決起するもの、方や恭順を続けるもの、ようやくまとまりかけてきた全竜交渉が振り出しに戻るかのような急転直下の展開。覚Vs.ボルドマンや、千里Vs.ブレンヒルトといった、これまで同じ側に付いていた者同士がぶつかり合う展開など、序盤から全く目が離せませんでしたね。
原川は目を逸らし続けていた実父の過去と向き合い、飛場は自らの弱さを自覚し、力を得るために2nd-Gの熱田と対峙する。終盤は飛場Vs.熱田の戦いが描かれ、その絶望的なまでの実力差の中で、最後に飛場が選択した戦術も、過去のさまざまな戦いの中で身に染みてきた経験が、身体を動かした結果と思うと、この長丁場にわたる伏線の張らせ方も見事。ユルいユルいと評され続けてきた飛場が、ようやく確固たる決意を得られたように思えます。完膚無きまでに二度に渡って敗北した長田・竜美との決着がどうなるのかも次巻以降の見所の一つなのは間違いありませんね。
それにしても600ページに渡る大作を一気に読ませてしまうこの魅力はいったい何なんだか。決して分かりやすい文章・描写ではないのに、すいすいと作品世界に没入していけますね。下巻もこの調子で一気に読み上げてしまうことでしょう。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
終わりのクロニクル 5〈下〉
面白かった。7th-Gの概念核の化身とも言える四兄弟と全竜交渉部隊との個々の戦いを中盤に据え、前半で佐山や新庄にまつわる多くの秘密や伏せられていた様々な設定が明らかにされ、終盤の“軍”との戦闘の中、大将軍ハジにより語られるLow-Gの真実。Law-Gの誤りでLow-Gと名付けられたと、以前語られていたことすら全くの欺瞞で、舞台となっている世界こそが本来ならあらざるべき世界であったという事実は、まさに驚愕の一言。
正義をかざしながらも滅びろと叫ぶハジに対し、佐山が語る悪役足らんとする意志の力、対極にあるそれぞれの信念のもとで繰り広げられる熾烈極まる戦闘は、この上なく読み応えのあるものでした。
上巻にて心身ともに叩きのめされた風見の、死の危機に瀕しながらも自らの弱さを認め、しかし強くなろうとする決意は、本巻の山場の一つでしょう。本気で拍手喝采もの。今回ばかりは山場の連続で、どのシーンを取っても素晴らしいのですが、一押しは彼女を中心に据えて描かれる部分ですね。その後の出雲との会話も素晴らしいし、これまで描かれてきた彼女の内面とは少し変わった想いを見せるモノローグの数々も素晴らしい。上下間通して描かれた彼女の物語は、これまでの中でも屈指の名エピソードであったと確信します。
全竜交渉部隊の面々のキャラクターを掘り下げつつ進行してきた本シリーズも、恐らくは最終局面を迎えようとしています。あとがきに書かれた言葉を信用するならば、その物語はさほど遠くない時間に目にすることができるのでしょう。どれだけの分量になろうとも一気に刊行してほしいなぁ。
蛇足。ヒオと原川のやりとりはえろすぎると思います! 天然で誤解を振りまくヒオは、可愛すぎる。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
終わりのクロニクル 5〈上〉
物語はいよいよ核心へ。事実上の最後の交渉相手となる7th-Gからの先制攻撃。相手は……。となかなか驚きの展開で、着いていけなかったり。
佐山の独断によるチームの一時解散に揺れるメンバーの気持ちを、序盤は風見の苦悩を中心に、そして攻勢に出た7th-Gの面々に完膚無きまでに叩きのめされた中盤以降は他の面子へとフォーカスを移しながら、各々の全竜交渉部隊に参加することへの意義を考えさせる展開。下巻で恐らくは見られるであろう、彼ら・彼女らの結論が非常に待ち遠しくあります。致命的な傷を負った出雲と、挫折しそうな風見の復活劇にも期待です。
重大な真実をはらんでいるはずの隠蔽されたままの過去が明らかになるのも、近そうです。嫌が応にも盛り上がりますね。下巻にも超期待。
- Comments: 0
- Trackbacks: 0
Home > Tags > 終わりのクロニクル
- 応援中
- サイト内検索
- フィード
- メタ情報
- 55 queries.
- 2.635 seconds.





