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マイクロフォーマット(hReview) はラノベレビューサイトの福音となるか?
アニマライトのレビュー転載問題。転載された側からすれば、「そこまでされるとは思っていなかった」というような感想を持たれた方が多いようで、あちこちのブログで取り上げられるにいたっていますね。
一方、似たようなサービスを提供しようと考えていた方の戸惑いの表明や、この一件はやや騒ぎすぎでは? といったエントリも拝見しました。
そしてOtsuneさんの void GraphicWizardsLair( void ); // アニマライトというアニメ・漫画レビューをまとめるサイトがあるが、hReviewツール提供すればいいのに、ロボット巡回して全文キャッシュするという前時代的な方向に苦労をしているというエントリを、はてブ経由で拝見しました。
感想・レビューをマイクロフォーマット(hReview 形式)で記述しておけば、後々みんなで幸せになれるんじゃない? って提案です。
hReview 形式ってなんぞや?
マイクロフォーマットの中で、商品や映画などの感想を記述するためのフォーマットがhReview 形式ということのようです。マイクロフォーマットで記述することのメリットとしては、G-Tools の開発者の金子順*1さんが、マイクロフォーマット(hReview)対応などG-Tools バージョンアップ で書かれています。
個人によってどんどんと作られるコンテンツを、皆が探しやすく、見やすくするために、ある程度、記述方法を統一していこうという流れ。
すなわち、あらゆるブログやHTML文書などで記述される感想が、一定のフォーマットに則って書かれることで検索などが容易になる可能性があるということでしょうか。
実際に、Technorati ではTechnorati Microformats Search というサービスを提供。hReview 形式で記述されたレビューを検索できるようになっています。
試しに、とらドラで検索してみると、のべるのぶろぐのページがことごとく引っかかっているようですが、マイクロフォーマットの各要素が記述されてないので、さっぱりな結果になってしまいましたorz
将来的にこういう記述方法が各ブログサービスでサポートされて、レビューの形式が統一されれば、感想リンクなどの構築も非常に容易になるのかなあと思いました。
とりあえず、試しに何回かG-Tools を使ってhReview 形式の感想を書いてみようと思います。
しかし、Otsune さんが書かれているように、
オレのこの提案が通じないってのは何となく分かっていて。問題はアニメ・漫画の感想を書く人たちはmicroformatsとそれによって実現するセマンティックWebの便利さだとかに興味を示してくれないって事だろう。だから「ただ単に感想を書くよりも便利でお得に成るよ」というインセンティヴを提供しないとうまくいきそうにない。
というのも、リアルな話そうなんだろうなという気も。全員が全員興味を示さないということではないだろうけれど、感想を書く手間が多少増えるというだけでも敷居が高まるのかなあと。そういった意味では、便利な感想記述ツールが出てくるとまた話は変わるのかもしれませんが……。
どんなリンク集が理想なんだろう
で、レビューを書いてる人たちは、どのような感想リンク集が便利なんでしょうね。良く読むサイトをRSS リーダで購読するとか、のべるのぶろぐのようなトラックバックサイトを見るとか、いろいろな方法があると思うんですが。
私はリクリップスのRSS を購読したりして気になったエントリを読んだりしてます。あとは、作品ごと、作者ごととかにもRSS 吐いてくれたら、もう検索とかしないでそこで満足しちゃうかもしれないですね。
- すみません、別の方の名前を誤って書いていましたorz お詫びして訂正いたします [↩]
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ブログサービスと著作権
- 2007-05-20 (日)
- 日記
アニマライトが感想を全文キャッシュしてるらしい? で書いたように、ウチのサイトでは自作の文章についてはクリエイティブコモンズにてライセンスしているのですが、ブログで使うには結構難しい問題があるようなので追記しておきます。
クリエイティブ・コモンズのライセンスをWeblogツールで使うことの危険性
結城浩さんのテキストです。リンク先を見ていただければ最初に結論が書いてあるのですが、
クリエイティブ・コモンズのライセンスをWeblogツールで使っているとする。 Weblogの作者が自分に著作権がない画像を掲載してしまったとき、ライセンスに従えばその画像を自由に使えると第三者が誤解してしまう危険性が高い、という話。そもそも自分に権利がない画像を掲載してはいけない、という結論。
たとえば、アフィリエイト画像など、自分に著作権がない画像までクリエイティブコモンズでライセンスしてはいけないということ。これらは、アフィリエイトサービス提供の企業が、アフィリエイトの利用規約に基づいてブログでの利用を許可しているので、これらを転載・再利用可能と表示してはいけないわけですね。他にも他の人から寄稿されたテキストや画像などもこの例に含まれるでしょうか。
ややこしいですが、念のためウチのサイトの著作権に関する表記については、クリエイティブコモンズの適用は、私が作成した文書・その他のみにするように補足を入れてあります。
暗黙の了解的に、自分の制作物以外にライセンスを適用するとは、適用する側は考えないけれども、事によっては問題になる場合もあり得るということでしょうか。
また、detlog.org » ブログアーカイブ » 画像、リンク、クリエイティブコモンズ。というエントリもWordPress 移行時に読んだこともあり、著作権に関する文書の一部などは参考にさせてもらっています。
ブログサービスの著作権に関する規定ってどうなのよ?
検索すれば主要なサービスの利用規定内の著作権の項目について、まとめているサイトが見つかりますが、リンク。
こちらも結論を引用させてもらうと、
規約を一通り見てもらえば(これが大変なんだけど)わかる通り、ここで挙げたブログサービスは著作権に関する規定がないものを除けばすべからく、
「ブログの著作権は基本的にユーザーに帰属。だけど、特定の目的下ではこっちの好きに使わせてね」
登録時に利用規程は一言一句逃さず読むというのは現実的には難しいですけれど、自身の著作物を預けるサービスの利用規程ですから一度は見ておいた方が良いかもしれませんね。
基本的にはブログで公開した内容に関する著作権はサービス利用者に帰属するけれど、サービス提供側が利用者の許諾なく商用利用する場合もあるというのがキモですか。前述のクリエイティブコモンズライセンスは、特定の条件下で商用利用を許可できますが、翻案の可否・出展明記などライセンスされている条項が、ブログサービスの利用規約によっては無効となるシーンもあり得るというわけですね。どちらかというと矛盾でしょうか?
そういう点も含めて、自身の著作物のライセンスについては、よく考えて決める必要がありそうです。
クリエイティブコモンズのライセンス形態は、創作物の公開にはわかりやすい形態を取っている部分もありますが、ブログとの親和性という部分では難点もありそうです。
そもそも、無理にクリエイティブコモンズでライセンスする必要はなく、世の中には様々なライセンス形態がありますし、いっそ自分で利用規程を決めることもできるわけなので、自分にあったライセンスを選ぶのが良いと思います。
でもまあぶっちゃけ
あれこれ理屈をこね回しても、本質的には「引用とか紹介は歓迎。商用利用は勘弁」ていうのが大多数の意見とは思うんですけどね。
前回のエントリでこの辺の事情をしっかりと書かずに、クリエイティブコモンズで行けば何でもOK! みたいな感じで書いてしまったので、いろいろと注意点はあるということの補足として本エントリを書いてみました。
理解が不十分な点とか誤りの訂正についてはお気軽にツッコんでいただければと思います。
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アニマライトが感想を全文キャッシュしてるらしい?
- 2007-05-20 (日)
- ライトノベル
アニマライトについて | まいじゃー推進委員会! ってエントリが上がっていたので拝見。
(5/21追記)平和の温故知新@はてな - アニマライトのどこが悪いのかによると、アニマライトの仕様変更によりキャッシュの全文表示は止められたということ。
そういえばウチも件のサイトがオープンした時期に、ロボットの巡回をログで見ていた気が。IP アドレスからサイトを探り当てて、うさんくさいのと、サイトのインタフェースがどうにも使いづらいなと感想を持った記憶がありますね。
確かに結構な時間をかけて書いた感想をまるまる転載されて、さらにはアフィリエイトの種にされるのは腹に据えかねるものがありそう。ざっと検索してみたら私のところの記事は該当してないような感じなので、華麗にスルーされてたようですが*1、該当される方で、気付いてない方は対応を検討された方が良いかもしれませんね。
ウチのサイトの場合は、そもそも、ライセンスとしてクリエイティブコモンズライセンスの表示 - 非営利 - 継承 2.1 日本 を宣言してるので、こういう利用されたら真っ正面からぶちかましますけどねー。*2
あとは、ロボット巡回してるということなので、該当のIP アドレスからのアクセスはdeny しちゃうのが安心なんでしょうかね。これについてはアクセスログが確認できる環境でないと難しいので、万人向けの対応ではないのがネックですが。
まぁ問題なのは
アニマライト が営利目的で、かつ企業が運営するサイト*3ならば、その母体の表示をしていないわ、問い合わせはフォームのみで、そもそもそのサイトに関する諸々の情報にアクセスできないわ、ロボットの巡回を拒否したいときにどうすればいいのかが書かれていないわと、激しく怪しいということなのですががが。
ちょっと該当のサイトのFQDN からIP アドレスを引いてみました。
$ dig www.anima-light.jp ; <<>> DiG 9.3.2-P1 <<>> www.anima-light.jp ;; global options: printcmd ;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 36693 ;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 1, ADDITIONAL: 0 ;; QUESTION SECTION: ;www.anima-light.jp. IN A ;; ANSWER SECTION: www.anima-light.jp. 84245 IN A 60.32.98.54 ;; AUTHORITY SECTION: anima-light.jp. 84245 IN NS ns.anima-light.jp. ;; Query time: 0 msec ;; SERVER: 192.168.0.210#53(192.168.0.210) ;; WHEN: Sun May 20 01:10:14 2007 ;; MSG SIZE rcvd: 69 $ dig -x 60.32.98.54 ; <<>> DiG 9.3.2-P1 <<>> -x 60.32.98.54 ;; global options: printcmd ;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 43241 ;; flags: qr rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 2, AUTHORITY: 1, ADDITIONAL: 0 ;; QUESTION SECTION: ;54.98.32.60.in-addr.arpa. IN PTR ;; ANSWER SECTION: 54.98.32.60.in-addr.arpa. 86221 IN CNAME 54.48.98.32.60.in-addr.arpa. 54.48.98.32.60.in-addr.arpa. 86223 IN PTR server5.crossborder.co.jp. ;; AUTHORITY SECTION: 48.98.32.60.in-addr.arpa. 86223 IN NS nsnew.crossborder.co.jp. ;; Query time: 0 msec ;; SERVER: 192.168.0.210#53(192.168.0.210) ;; WHEN: Sun May 20 01:10:26 2007 ;; MSG SIZE rcvd: 121
ついでにWhois してみる。
% [whois.apnic.net node-1] % Whois data copyright terms http://www.apnic.net/db/dbcopyright.html inetnum: 60.32.0.0 - 60.47.255.255 netname: OCN descr: NTT Communications Corporation descr: 1-6 Uchisaiwai-cho 1-chome Chiyoda-ku, Tokyo 100-8019 Japan country: JP admin-c: JNIC1-AP tech-c: JNIC1-AP status: ALLOCATED PORTABLE remarks: Email address for spam or abuse complaints : abuse@ocn.ad.jp mnt-by: MAINT-JPNIC mnt-lower: MAINT-JPNIC changed: hm-changed@apnic.net 20040402 changed: ip-apnic@nic.ad.jp 20050401 source: APNIC role: Japan Network Information Center address: Kokusai-Kougyou-Kanda Bldg 6F, 2-3-4 Uchi-Kanda address: Chiyoda-ku, Tokyo 101-0047, Japan country: JP phone: +81-3-5297-2311 fax-no: +81-3-5297-2312 e-mail: hostmaster@nic.ad.jp admin-c: JI13-AP tech-c: JE53-AP nic-hdl: JNIC1-AP mnt-by: MAINT-JPNIC changed: hm-changed@apnic.net 20041222 changed: hm-changed@apnic.net 20050324 changed: ip-apnic@nic.ad.jp 20051027 source: APNIC inetnum: 60.32.98.48 - 60.32.98.55 netname: CB-NET-02 descr: Cross Border Consulting Corporation country: JP admin-c: YT6865JP tech-c: YT6865JP remarks: This information has been partially mirrored by APNIC from remarks: JPNIC. To obtain more specific information, please use the remarks: JPNIC WHOIS Gateway at remarks: http://www.nic.ad.jp/en/db/whois/en-gateway.html or remarks: whois.nic.ad.jp for WHOIS client. (The WHOIS client remarks: defaults to Japanese output, use the /e switch for English remarks: output) changed: apnic-ftp@nic.ad.jp 20050324 source: JPNIC
どうやら母体はクロスボーダーコンサルティング? そもそも、この会社のWeb サイトが存在しないようなので、これ以上は直接聞くしかないのかも(^^;
まぁ、気持ち悪いなら、60.32.98.48/29からのアクセスを遮断すれば、*.crossborder.co.jp 管理のサーバ群とは手を切れると思うので、.htaccess などに記述を加えてみてはどうでしょう?*4
order allow,deny allow from all deny from 60.32.98.48/29
過去にも似た騒動があったなあ
ラノベ界隈ではこれがお初かもしれないけれど、過去にアフィリエイト絡みで似たような騒動を目にしましたね。ちょっと検索して、リンク集になっているところをピックアップ。大なり小なり似た問題はありそうだけれど、目に付いたのは以下の2つかなあ。
- ちゃっかりRSSリンク集
blogmapが収集していたRSS情報の再利用時に、運営者のAmazon アソシエイトID が挿入されていたという問題。その後ishinao さんがblogmapのAPI を改良して、アソシエイトID を自由に変更、誰でも比較的簡単に、blogmap 提供の情報を再利用できるようになりました。 - [ぴ] - VIP 系まとめサイトのアフィリエイト収入妬み祭りの件
2chまとめブログが大炎上したのも今は昔。他人の褌で相撲を取るのも度が超すと問題になるわけで。
今回は、企業ベースでやってるので、これらの問題とはさらに一線を画しそうですね。個人運営ということなので、記述は削除しました。
他者がWeb で公開している情報を再利用して、アフィリエイトで儲けるなら、それを明確にして、協賛してくれるサイトからのみ協力を得るような体制でスタートしないといけないのに、ばれないと思ったんですかね?
- ……それはそれでちょっと悲しい(笑) [↩]
- ブログなどで書影の引用などを行っている場合は、そのデータはクリエイティブコモンズライセンスに含めないように、別途補記などの必要があります。 [↩]
- 6/6追記 平和の温故知新@はてな - アニマライトは個人運営だったらしい によると、個人運営のようですね。 [↩]
- クローラが他のIP アドレス帯域を使用するサーバから訪れる可能性もゼロではないのですが、こればっかりは実際に転載されているサイトの管理者さまにログを確認してもらうしかないですね。ウチのログは消えちゃってますんで(^^; [↩]
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