Home > Tags > ゼロの使い魔

ゼロの使い魔 Tag Archive

ゼロの使い魔〈15〉 忘却の夢迷宮

stars おれは単に地獄が見たいだけなのだ。耐えようのない地獄が。誰も見たことのない地獄が。この胸を蝕んでやまぬ地獄が見たいだけなのだ。

聖戦を発動し士気の上がるロマリア勢と、次第に後退を余儀なくされるガリア勢。決戦前のひとときをルイズと才人はこれまで以上に仲睦まじく――ハタから見ればぶっ飛ばしたくなるくらいのバカップルぶりを見せつけ――過ごしていた。しかし、その裏ではロマリア教皇ヴィットーリオによる策が張り巡らされ、ガリア王・ジョゼフはエルフの力を用い、全てを灰燼に帰すべく動き出していて……。

なんだかルイズは頭が沸いてるなあ。前巻までの反動が一気に来てるのでは。あれやこれや描写するのが憚られるような才人の妄想を、なんだかんだで受け入れそうな流されやすい性格になってるぞ。でも、やっぱりメイドはダメなのね。いいじゃん、3人で(ry とかさー。

……それはそれとして、ガリア攻略戦は割とあっさり片が付いたというか、ジョゼフの抱えた闇があっさりと解消されて、退場してしまうって、予想外だったですね。深読みしてみると、ジョゼフの心変わり自体が教皇の持つ虚無の力で、心を操られたとか仮定できるけれど、なんだか流れ的には、改心したって方が自然に見えてしまいますねー。

しかし、タバサを籠絡した手段といい、聖戦の発動のためにはなりふり構わぬ確信犯的な行動は、次の敵役確定な流れですね。今回のラストのタバサの決意といい、今度はロマリアとトリステインの対立構造になっていきそう。まぁ、そんな中でもバカな恋愛を繰り広げていくルイズの姿で和ませてもらいますががが。

ジョゼフの退場で、次の虚無の担い手が誰になるのかという問題が生まれてきたけれど、順当に行くとタバサに受け継がれたりするのかなあ。その辺の設定憶えてないけど突然目覚めたりするんでしたっけ。4つの虚無を巡る争いも、新たな局面に突入していきそうですね。

hReview by ゆーいち , 2008/09/29

ゼロの使い魔 15
ゼロの使い魔 15 (15) (MF文庫 J や 1-18)
ヤマグチ ノボル
メディアファクトリー 2008-09

ゼロの使い魔〈14〉水都市の聖女

stars わたくしは始祖と神の僕として、ここに“聖戦”を宣言します。

才人を元の世界に戻すことを引き替えに、ロマリアのために献身することを約束したルイズ。そして、ガリア王ジョゼフはヴィットーリオの読み通り、ロマリアへ兵を向ける。国境近くの街・アクイレイアで激突するロマリア・ガリア両軍。その切り札となるのは、虚無の使い手たるルイズと、虚無の使い魔たるミョズニトニルン。新たな聖戦がここから始まろうとしている。

これまでの停滞が嘘のように怒濤の展開を見せ始めましたね。前巻で望郷の念に駆られた才人と、その思いを理解し、自らの想いよりも才人のためと苦しい決断を下したルイズ。ほとんどすれ違いのまま進行した物語は、ヒロインのピンチにヒーローが駆けつける、という、お約束ながらもこの上なく燃える再会シーンで一気に盛り上がりましたね。やるときはやる男、才人の面目躍如、地球なめんなの台詞はマジ吹いた。人型兵器の欠点って、やはりその前面投影面積の大きさですよねー、みたいな。

てなわけで、ついにガリアとロマリアの戦端が開かれ、このまま怒濤の戦争に突入しそうな勢い。自らの意志で、ハルケギニアに留まることを選択した才人、なんだか一層才人への想いを深くしたルイズ。終盤のデレっぷりはもう見てられないですね。ラブラブしすぎです。そして、妄想まで覗かれて悲惨なことになるオチもお見事。

最後の最後に書かれた才人の手紙にしんみりさせられますが、この決意がきっと叶えられるよう、願いたいところ。というか、叶うと信じられますよね。

hReview by ゆーいち , 2008/05/28

ゼロの使い魔14
ゼロの使い魔14 (MF文庫 J や)
兎塚エイジ
メディアファクトリー 2008-05-21

ゼロの使い魔〈13〉 聖国の世界扉

stars 郷愁の念に揺れるサイト ルイズの選択 そして物語は大きく動き出す

ロマリアをお忍びで訪れるアンリエッタ。教皇から打ち明けられた秘密と、聖地奪還・ガリア打倒という大きな目的のため、アンリエッタはルイズらをロマリアへ呼び寄せる。
サイトは自分の世界を懐かしみながらも、ルイズや仲間たちのいるこの世界で生きていく決意を固め、ルイズはそんなサイトに側にいてほしいと望みながらも、彼の本当の幸せがどんなものなのか悩んでいて……。

12巻のトンデモな展開からこう繋がるとは。この振れ幅の大きさに驚愕。たまにこういうすばらしい話が出てくるからヤマグチノボルは侮れない。

ロマリア教皇の号令の元、聖地奪還、その前哨戦としてのガリア打倒。人々を救うためといいつつ、自分が認めない存在を何の躊躇いもなく排撃すべしと決断する教皇の揺れない信仰心は、サイトの目からどう写るのか。サイトが頑なに力によるエルフからの聖地奪還を拒んでいるのは、教皇に対するまだ形のない疑念から? いや、普通に読み進めていくと、教皇の出来過ぎた人柄そ逆に胡散臭く感じてしまいますが。なんかラスボス臭? 彼が握る世界扉の魔法は、物語の大きな転換を呼ぶし。ガリア王の狂気に満ちた進撃と、それを迎え撃つロマリア。次巻は激しい戦争になりそうな展開。

そして、そんな激戦を前に、サイトとルイズの関係にも大きな変化が。互いに自分の好意だけを押しつけるような関係から、互いを大切にする関係に。相手のことを思うからこそ、自分の苦しみを甘受できるだけの成長が、サイトがこの世界にきてからの1年という時間で成されたということ。

1年という時間の流れを否応なしに実感させられたサイトの郷愁の念と、サイトの幸せを考えられるようになったルイズの想い。悲しくすれ違ってしまったふたりの物語は、ここにきて大きな岐路に立っているようですね。

hReview by ゆーいち , 2008/01/06

ゼロの使い魔13
ゼロの使い魔13 (MF文庫 J や 1-16)
ヤマグチノボル 兎塚エイジ
メディアファクトリー 2007-12-20

タバサの冒険 2―ゼロの使い魔外伝

stars ちょっと暗めなゼロの使い魔外伝 本編に追いつくにはもう少し?

ガリアの騎士として、汚れ役の任務を淡々とこなす、本編の裏側を描いた外伝第2巻。

タバサに科せられる任務はイザベラの我が儘による無理難題だったり、ほとんど意味のないことだったり。母親が人質という、断ち切れない鎖に繋がれているがゆえに、逆らうこともできず、心を殺して任務に当たる姿というのはなんとも切ない感じ。

もともと感情の起伏がないキャラだけれど、本編に比べて、彼女を主人公に据えているため、才能のあるメイジとはいえ経験の不足からくる読みの甘さだったり、実力の及ばなさだったりと、歯がみするシーンなどもあってキャラを深めるのには役立ってるシリーズ。

最終的には本編において、彼女を覆っている闇は晴れることは確定しているけれど、そこに至るまでの裏切りや憎しみの連鎖といった黒い感情に多く接してきた彼女が、本編でもこちらの外伝でも救われていく展開に期待したいですね。

しかし、シルフィードはバカだなあ。ちょっとうるさい感じがします。ま、そのおかげで泥沼になっていないんでしょうけど。

hReview by ゆーいち , 2007/11/04

タバサの冒険 2―ゼロの使い魔外伝
タバサの冒険 2―ゼロの使い魔外伝 (2) (MF文庫 J や 1-15)
ヤマグチ ノボル
メディアファクトリー 2007-10

ゼロの使い魔〈12〉 妖精達の休日

stars トリステイン学院に吹き荒れるおっぱい旋風 何この頭の悪い展開 大好きだ!

トリステイン魔法学院に通うことになったティファニア。エルフであることを隠しつつの学院生活に慣れていない彼女は、また別の悩みを抱えていた。その可愛らしい容姿と「革命」な胸を備えた彼女は、一気にクラスの人気をかっさらい、羨望と嫉妬の対象となってしまった。そんな頃、サイトとルイズの関係も互いの勘違いから微妙にすれ違い続けて。良かれと思ってルイズを焦らしているつもりのサイトは、ルイズの堪忍袋の緒が切れかけていることに気付かず増長の一途。学院に爆炎の花が咲く日は近い?

ヤマグチノボルが壊れたかあるいはこれが本性か。男のロマンを追求するかのごとく、おっぱいおっぱい、うるさいですよ君たち。大好きだ!

そんなこんなで、作中最強の革命的な乳の登場で、いろいろなパワーバランスが崩れてます。ティファニア自身が恋愛方面で疎いから、サイトを巡る戦いに参戦してないけど、油断できないよなあ。いろいろな意味で今後の展開は大変なことになりそうです(笑)

そんな中でもサイトの周囲の連中も、これまで平民だの、成り上がりだの、彼をバカにしてた空気から、彼を仲間として認める雰囲気に変わってきてますね。特にギーシュは普段はちゃらんぽらんでお調子者な感じなのに、ここぞというところで男を見せるから侮れない。彼は作品を通してもかなり成長したキャラなんじゃないですかね。

ルイズとサイトの関係は相変わらず一線を越えられない。まぁ、超えられても困りますが。出版社的に。でも、お互いに覚悟というか気持ちは固まってるのに、よくわからない都合で結ばれるのが先延ばしにされてるような気がしないでもないですねえ。ストーリー的にもそろそろ転換の時期でしょうし、ふたりの関係が新たな段階に発展しても良いんじゃないかな。まぁ、ルイズ=ツンデレをこれでもかと描き続けるつもりならしょうがないけど、すでにサイトに骨抜きにされてる状態だし……。

あと、最後の短編はやり過ぎです。もっとやれ。シエスタは完全に頭のネジのユルいお馬鹿さんになってしまったなあ。サイトが絡まなきゃまともなのに……。

hReview by ゆーいち , 2007/11/04

ゼロの使い魔〈12〉 妖精達の休日
【MF文庫J】ゼロの使い魔12 (MF文庫 J や 1-14)
ヤマグチノボル 兎塚エイジ
メディアファクトリー 2007-08-24

Home > Tags > ゼロの使い魔

応援中
サイト内検索
フィード
メタ情報
広告
ブログパーツ
あわせて読みたい フィードメーター - MOMENTS

Return to page top