C3‐シーキューブ〈10〉
言ってやろう……貴様のやり方は間違っておる。それだけはわかる。貴様は卑怯で卑劣だ。恋というのはきっと、想いを、ただ純粋で尊い想いを真摯にぶつけて、敗北の傷も覚悟して、それでも真正面からぶつかっていく――自分の全存在を賭けた戦いのような ...
とある魔術の禁書目録〈21〉
世界を守って死にました。他人を庇って倒れました。そんなんで納得すると思ってんのかよ!! そんな訳ねえだろ!! アンタが掲げる『戦う理由』ってのは、アンタを待つ人達の泣き顔を見て笑みを作るようなくだらねえモンなのかよ!!
一 ...
ラッキーチャンス!〈7〉
この子がいるから。僕の“幸運の女神(ラッキーチャンス)”。だから、僕は街を出たんです。この子と同じ夢を見るために。同じ、高い高い目標に辿り着くために。
二之宮良子のもとを離れ、霊能力者の名家・天草沙代の家へと向かう雅人とキ ...
されど罪人は竜と踊る〈9〉 Be on the Next Victim
さぁ、本来の計画を開始しよう。他の使徒に負けないように、血の祝祭を開始しよう。
アナピヤを失いジヴーニャと別れたガユスは、傷心を抱えエリダナの夜を彷徨い、強敵ユラヴィカを失ったギギナは、剣の方向を見失う。そんな中、最悪の殺 ...
理想の彼女のつくりかた―第1稿のはずがポンコツだなんて、そ、そんなバカなっ!
そうとも、僕たちの物語は、突拍子もないぐらいでちょうどいい。
「すげー美少女とラブコメしたいっ!」
きっかけは、そんなバカな願望だった。僕はノートに、他人には決して見せられないようなマジ妄想物語を書きつづっていた。 ...
さくら荘のペットな彼女〈3〉
たぶん、空太は知っておいた方がいいと思います。今、そう思いました。ましろは圧倒的なんです。それはもう消えてほしいくらいに……です。
2学期初日。学園の変人たちの集まり『さくら荘』に、謎の金髪美少女が現れた。彼女の正体はイギ ...
彼女(アイドル)はつっこまれるのが好き!
もう、戻れない。戻りたくない。見ているだけの僕になんて。
春の陽気に誘われてフラフラ街を歩いていたら、いきなり拉致されてしまった僕。えっ? なに? いやいやちょっとナニスルンデスカ!? ……ふと我に返ると、なぜかラジオの収 ...
円環少女〈12〉 真なる悪鬼
それでも、戦う理由。この理由ならいいと思うんです。ほら、わたしたち、縁がなさそうだけど――きずななら、いっぱいあるじゃないですか。
“奇跡”無き地に再演大系の“神”は降臨した。神の“奇跡”は東京上空の核爆発すら封じ込め、街 ...
気になるあの娘はエロゲンガ―!
よっしゃ、決まりだわ! 一哉くんはきょうからうちの部のシナリオライターよっ! あなたは、ここで、あたしたちと一緒に、同人美少女ゲームを作るの。OK?
なまけ者ラノベ作家の兄の代わりに、内緒でゴーストライターをしている少年・ ...
官能小説を書く女の子はキライですか?
……私、真一としかああいうことしたくない。真一だから、体験取材もできるの。
氷坂月は家族同然に育った俺の幼馴染み。家の事情で離れ離れだったが、この春から一緒に暮らすことになった。
でも久しぶりに会った彼女の様子がお ...