ライトノベル,読書感想,電撃文庫

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よう、そんなの寂しすぎるじゃねえか。いくら他人様より少々強かろうが、何も残らないんじゃ虚しすぎるじゃねえか。本当に欲しいものなんて、大切なものなんて、ほんのささやかなものなんだ。大切なもの一つだけ。それを残してくれるなら、今まで通り、 ...

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悪いね。あの娘のわがままを聞いてやれるなら、世界なんて安いものなんだ、実際。

ある日、軋人と柚島は七美から一人の少女を預かるよう頼まれる。
ナナというその少女を、七美は銀河連邦とともに行った惑星探査の際に拾ったとい ...

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守るだの守られてるだの、たったそれだけの関係なんて、ちょっと寂しいじゃない? 私たちはお互い様よ。できれば対等の関係でいたいの。

柚島の誕生日が近い。美智乃にそそのかされプレゼントを用意することになる軋人。一方の柚島も、い ...

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お人好しなんだよ、本当に底抜けのいいやつなんだよ、真っすぐすぎて自分の目の前のことしか見えないやつなんだよ、ここにいる誰にも傷ついてほしくないとか本気で思ってやがんだよ。馬鹿みたいだろ? でもそれができるなら、たとえできなくても、意地 ...

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自分を縛るものはない、いつだって好きなように生きていける……そんな『いつだって』に『いつ』なんて永遠に来やしないよ。

シリーズ初の短編集。人知れず世界の平和を守り続ける星弓一家の日常は、普通から見たら非日常。今日も今日とて ...

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君の居場所はこんな鳥籠じゃない。これから、君の居場所は僕のとなりだ。

星弓家の家長・耕作の浮気疑惑に、ついに母・志乃の堪忍袋の緒が切れた。「実家に帰る」と言い家を出た志乃。残された星弓家は壊滅的な状況に。主に食事面で。軋人 ...

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でも、あのころは楽しかったんだ……本当に

魔法を操り、怪しげな運び屋家業を営む、星弓家の長女・彩美。酒癖の悪さが玉に瑕の彼女が、二日酔いに苦しめられていたある日、突然子どもの姿に変わってしまう。魔法の暴走かはたまた誰かの陰 ...

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異世界よりヒロイン来たる? 元勇者の父親の帰宅にあわせて一騒動勃発!

久方ぶりの父親の帰宅に浮かれる母・志乃の頼みで、夕食の材料を買い込んだ帰り道、突然錫杖装備の美女に襲いかかられる軋人と美智乃。話を聞くと、彼女はかつて父 ...

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正義の味方 悪の組織の家庭崩壊を救う?

なんというか、殺伐としない善と悪の小競り合いが背景にありつつも、一つの家庭の問題と再生というミクロなテーマをしっかりと描き切っているのが、このさわやかな読了感の根幹でしょうか。 ...

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読了。

電撃大賞受賞作の中では一番お手軽に楽しめる作品だったかも。雰囲気も良し。

主人公・軋人の一人称で物語が進むので、その語り口が好みかどうかでいきなりふるいにかけられそうですが、設定の破天荒さと、それに相反 ...