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緋弾のアリア〈2〉燃える銀氷
私も、私も、キンちゃんと一緒に暮らすぅー!
晴れて(?)、アリアのパートナーとなったキンジと彼女に課せられた今回の使命は、キンジの幼なじみでもある武装巫女・星伽白雪のボディーガード。超能力を持つ武偵――超偵ばかりを狙う、
その素質は前巻から十分に感じていましたが、アリアと同居を始めたキンジの部屋を強襲して、アリアと殴り合うとかどんな展開だい(笑) ヤンデレモード全開な彼女をイラストでも見てみたかったけれど、可愛い部分しかなかったのが残念ですね。
そんな感じで、今回は、戦う巫女さんにして、キンジの幼なじみ白雪さんの真価が問われるエピソード。星伽という家と使命に縛られ、籠の中の鳥だった彼女の、檻を開けてくれたキンジという存在を、精一杯全肯定してくれる彼女の健気さと一途さに心打たれるか、あるいは重いと感じるかはひとそれぞれ。当のキンジは、そんなこと当たり前にこなしてみせて、ヒステリアモードにならなくても十分フラグ立ててくれやがりますが、鈍感さだけはノーマルモードでも筋金入り、知らず知らず心をこれでもかと鷲づかみにして、アリアに続いて攻略完了? みたいな。
そんな白雪の背景は結構重いもののはずなのに、割とあっさりと彼女自身が吹っ切ってくれたなあという感じ。もっとも、彼女には現在進行形で『家』に縛られ続けていて、アリアと同じようにそれがまた、彼女の重しとなる可能性はなきにしもあらずですが、キンジのそばに居る限り無敵っぽいしなあ……。このパーティ、巻を追う毎に戦力が強化されていくんじゃないですか? 次はデレる姿が想像できないレキさんの番?
その前に、隠れキャラルートに入りそうな雰囲気ですが。エピローグに登場したにくいあんちくしょうの姦計にハマりそうなキンジ。このままアレな雰囲気に流されてどこまで行ってしまうのかー!? 割とラブコメ寄りになってきましたが、キンジの信念とか、アリアの目的とか、忘れちゃ、ダメですよ?
hReview by ゆーいち , 2009/01/02
- 緋弾のアリア〈2〉燃える銀氷(ダイヤモンドダスト) (MF文庫J)
- 赤松 中学
- メディアファクトリー 2008-12
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緋弾のアリア
――キンジ。あんた、あたしのドレイになりなさい!
凶悪犯罪に対抗するために新設された国際資格『武偵』。その育成を目的とした学校・東京武偵高校に通う遠山キンジは、あるきっかけで能力が活性化する秘密を抱えていた。そんな彼の前に現れた少女・神崎・H・アリア。強襲科に所属のSランク、これまでに犯人をひとりも捕り逃したことのないという輝かしい実績の超エリートの彼女との出会いから、キンジの生活は大きく変わっていく。
『アストロノト!』に続く、赤松中学の新シリーズ。がらっと方向性を変えてきて今回は、アクション要素多めですね。『武力』+『探偵』の武偵という割りには、探偵要素はほとんどありませんでしたが、登場人物たちの出自からすると、まぁ、アクション方面に行っちゃうのかなあと。
細かい伏線の張り巡らせ方が上手いなあ。アリアの序盤のちょっとした言葉とか、理子の趣味にまつわることとか、その辺にしっかりと理由付けがされてますね。でも、アリアにとっては一番大事な部分が受け継がれなかったってのはどうなんだろうなあ(笑) そのためのパートナー探しなんだろうけれど、キンジの方も実践向きな気がするし、このふたりの凸凹コンビが巻き込まれた最初の事件、完全解決には至らないものの、これからの波乱を予想させますね。
キンジの能力・ヒステリアモードの発現の要因が、「性的な興奮」とかいうなんとも美味しいものなので、お色気方面期待しても良いですか良いですか? 狙いまくった設定だけど、こういうノリの作品だと良い感じに生きてきてますね。アリアとの関係もそうだけれど、キンジの幼なじみ・白雪さんが、微妙にヤンデレモードに入ってるのが怖いような楽しみなような、血の雨降らないですよね……?
続刊前提の終わり方だったので、続きが楽しみ。過去の有名な人物たちの子孫が続々と出てきたりするのは、うさん臭いながらも何気に燃える展開なので、いろいろとハッタリを利かせてくれることに期待したいですね。
hReview by ゆーいち , 2008/09/07
- 緋弾のアリア (MF文庫 J あ 5-4)
- 赤松 中学
- メディアファクトリー 2008-08
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