Tag Archives: 藤原祐
この身体に誓え。いずれこれは、お前のものになる。妾の心と一緒に、吉乃の心と一緒に……爪の先から髪のひと筋まで、すべてお前のものになる。だから……誓え。妾と吉乃を侍らすに相応しい男となると。罪を背負ってなお、それに負けない… [Read more]
始めましょうか、アルト、そして兄さん。この前約束したわよね? 今がその時よ。私たちに相応しい、とっておきの地獄へと一緒に堕ちていきましょう! 正統丁字教の総本山である法王庁の特務組織【奇跡認定局】が、ついに瑩国転覆のため… [Read more]
これまでの高揚は久しぶりだった。そう。自分はようやく、浮上するのだ――遂に、竟に、終に。 瑩国公式第一王女マーガレットの婚約者である悳国王子ディードが、外交のため来訪することとなった。 悳国が製造した『グラフの数珠』とそ… [Read more]
快楽っていうのはね、憎悪と紙一重なんだよ。憎しみをまき散らす時、そこには快楽が生まれるんだ。さて、だとしたら……きみや私の快楽は、嗜好からなる純粋な法悦かな? それとも憎悪からなる不純な愉悦かな? 塔に囚われた煉獄の姫君… [Read more]
はい、アルテミシア様。仰せのままに。ならば僕は生涯を、あなたの横で過ごしましょう。 現世のひとつ下の階層に位置する異世界【煉獄(れんごく)】。そこに満ちる大気は有害であり、一方で人の意志に干渉して森羅万象へと変化する性質… [Read more]
ねえ、霧沢くん。女の子が男の子を好きになるのに、理由なんてないのよ。 宝刀つうれんを奪われ、自らの記憶さえもが枯葉を揺さぶる。そんな枯葉を、かつて幼い頃出逢った初恋の少女に重ね、励まそうと奮闘する景介。一方、自身の正体を… [Read more]
大丈夫です、きっと。枯葉が折れてしまうようなことがあっても、俺と灰原がきっと立ち直らせてみせる。 白州高校の理事でもある分家・ひじりの当主、砂姫からもたらされた情報により、枯葉たちは守勢から攻勢へと転じる決断を下す。調査… [Read more]
あなたはなにも知らない。鈴鹿のことを。一族に潜む闇を。そして、あの夜のことさえも。 学校帰りの夕方、景介はひとりの少女と出会う。景介のよく知る詩を口ずさむ見知らぬ少女。姉・雅が昔よく諳んじていたその詩を知る少女・檻江は、… [Read more]
こわいですか? わたしのことが? それとも、このからだが? あるいは、このきずをつけたものが? 枯葉との出会いから一週間が過ぎた。枯葉に再び迷い家へと招待された景介は、そこで新たな一族の少女・型羽を紹介される。人間に対し… [Read more]
もう戻れないよ。私は走るしかないの。このままどこまでも走って、磨り減って消えちゃうしかないんだ。 幼い頃の姉の失踪で心に傷を負った霧沢景介は、クラスメイトの灰原吉乃も同様に友人を失い、心を閉ざしてしまっていることを気にか… [Read more]




