Wii・PS3のネット接続設定でハマる(AOSS自動設定編)

えー、今さらですが、PS3の店頭試遊端末PLAYSTATION®TVがウチの店にも何台か到着して、その設定で頭を悩ませていたときに判明したうっかりミス。

試遊台の設置場所と、光回線の引き込み・ルータ設置の場所が結構離れているので、LANケーブルを敷設するよりは無線LANアクセスポイント+イーサネットコンバータの組み合わせで配線の楽をしようとしたのが事の始まり。無線LANアクセスポイント入る→Wiiも接続できるんじゃね?→お天気チャンネルとかデモれる→(゚Д゚ )ウマー というお気楽な論法でチャレンジしたわけですが、AOSSってDHCPサーバが同一セグメント内で動作してないと利用できなかったのねorz

使用した機材

もともと、固有IPを振ってLANを組んでいたインターネット環境に、ブリッジ接続のアクセスポイントと、メディアコンバータを追加するという方法でWiiなどを繋げようとしたわけで。

トラブった

WLA2-G54CをLANに組み込んで、ネットワーク環境に合わせてIPアドレス振ってからAOSSでWiiを自動設定しようと思ったら、無線LANの設定はできども、接続テストでエラーエラーエラー。すでに同じ機器で接続できている事例はあるし ((ぶっちゃけウチの会社に私の買ったWiiおいてあるわけですが(笑) ))、任天堂でも動作確認機器として情報公開されてるので、動かないわけないのに変だなぁというのが昨日までのお話。体調不良で頭が働かなかったってのもあるけれど、気付いてみれば何のことはない、DHCPサーバが存在しないために、デフォルトゲートウェイやDNSの設定がAOSSで自動設定されたクライアント機器に伝わってなかったってだけ。

RTX1500ではDHCPサーバの設定は簡単で、

# dhcp service server
# dhcp scope 1 192.168.xxx.yyy - 192.168.xxx.zzz/24

みたいにしてやればいいわけで。もちろん、プライマリDNSやデフォルトゲートウェイの設定済みという前提はありますが。

もともと、AOSSが想定してるようなホームユースの場合は、ルータに繋がる機器のIPアドレスをわざわざ手動で設定するシーンは少ないんだろうなぁ。手動でネットワーク環境を構築するなら、無線LANの接続設定も手動でやれっていうのは通りかもしれないけど、SSIDやら暗号化キーやらをWiiのコントローラで入力するのは苦行なので(笑)
これは結構微妙な利用シーンなので、気付かないと延々とハマっていたかと思いますが、すでに類似の動作環境があって、設定の比較ができたので早めに気付くことができたのはラッキーだったかな。

というか、無線LANの仕組みをもうちょっと理解しておけばこんな苦労はしなかった? あるいはAOSSなんて使おうとせずに、手動設定すればハマる要素はなかった? まぁそうなんだろうけれど、楽したいところは楽したいじゃないですか(^^;