アルテグラのペダルを購入し
SPDから SPD SLへ移行するまで
次に交換するパーツは“ペダル”だー!
購入したペダルは アルテグラPD-R8000
まぁ、安くあげたかったのでオークションなどでよさげなものを探して中古で購入したのですが。
使用感もあまりなく、なかなか良い状態ではないかと思います。ただ、ペダルの回転が渋い感じはしますね。
YouTube で玉当たり調整の動画とかを見るとめっちゃクルクル回っているんですが、全然違う(笑)
これはしばらく使ってみて改善しなければ自前の整備をしてみるという新たなるチャレンジが待ち受けているということなのでしょうか。とはいえ、今まで使っていた片面 SPD ペダルに比べると大分回っている気もするので馴染んでくるまでは様子を見たいと思います。
ちなみに今まで使っていたペダルは以下。
ではさっそくペダルの交換をしましょう
いつも通り作業手順を写真撮りながらやったので、単なるペダル交換なのに結構時間がかかってしまいました。最初の SPD ペダルを取り外すところから、力を入れるのにビビりすぎてなかなかネジが緩まないという😅
サービスマニュアルの通り、6mmアーレンキーではなくちゃんとペダルスパナ使った方が良かった。というか、アーレンキーで緩めるとと思い込んでいました。取り付けたときの記憶がすっかり薄れてしまって、思い込みで作業するのは危ないですね。
取り外した SPD ペダルは、それなりに傷は付いていますがまだまだ使える状態なので、グリスを拭き取って汚れをきれいにして保管しておきましょう。
クランク側のペダル取り付けネジ穴もグリスが残っているのでウェスなど使って汚れを取り除きます。砂とか入っていると異音の原因になるということなので、結構慎重にクリーニングしました。
ペダルのネジ部分に固着防止のためのグリスを塗っていざ取り付け。左右のペダルでネジを締める方向が異なるので注意ですね。理解の仕方としてはペダルの回転方向へまわすとネジが締まるという形で覚えておけば良さげ? 次回、交換作業するときにはまた調べると思いますが。
締め付けトルクは35 – 55 N·mなので、手持ちのトルクレンチでは全然管理できないため、力を込めて回すくらいのアバウトさになってしまいました。カーボン製でないから、壊れる心配は少ないですが、この部分をしっかりトルク管理しようとしたら面倒ですね……。
逆側も同様に取り付けて作業終了です。
シューズも新調しました
シマノ RC5 がお手頃な価格で販売されていたので購入
最初はフィジークのシューズが格好いいかなと思っていたのですが、価格差に負けてしまいました(笑)
これです。次に余裕ができたらシューズはでデザインでも選びたいです。
クリートを取り付け SPD SLに対応
中古で購入したペダルにはクリートが付属していなかったので、最初は無難な黄色クリートを別途購入。ついでにクリートカバーも買っておきました。
クリートを取り付け、一応は使える状態になりました。クリート位置の調整はまだしておらず、ひとまず無難そうな位置に両方同じ形で取り付けました。
交換後の試走と SPD SL の感想とか
想像していたより数値的な変化が見られました
交換後さっそく感触を確かめるためにいつものコースを走ってきました。
周回の時間はそんなに変わらなかったのですが、区間区間の速度が大分上がっていました。時間が同じなのは、日中なので信号に引っかかりやすかったり、交通量が夜間に比べて多いので自動車を先行させるためにスピード落としたりしたことや、あと、今日は後半かなり向かい風がきつかったので(笑)
体感的な感想だとアレですが、実際にスピードメーター見ていると普段24~5Km/hで走っていた場所が、気が付いたら27~30Km/h位になってたり、個人的に挑戦している Strava のセグメントの自己記録を、今までの最速記録から一気に20秒縮めてしまったりと、同じ走り方をしているつもりでもスピードが上がっていたようです。
ぼんやりとした感想的な何か
確かに SPD の時のペダルを踏む感覚と SPD SL のペダルを踏む感覚はまったく違う印象ですね。よく、“点”と“面”の違いと説明されますが、まさにその通りですね。いつも通りの調子でペダルを踏んでも力の伝達具合が違うのか、ギア1~2枚くらいの差が出ているような感触です。
ただ、太もものあたりに疲れが溜まった感覚を得たのでペダリングが上手くできてないような気がします。クリート位置の調整をしっかり詰めて、きれいなペダリングを意識することで、より効率的に走れるようになりそうな予感はします。
ビンディングペダルの脱着は要練習
出発する前にペダルとクリートの脱着をしばらく練習しました。さすがに立ちゴケは怖いししたくないので。クリート固定の強さはもっとも弱くしてありますが、SPD に比べて少し力は必要な感じがしました。これも使っていくと馴染んでくるのでしょうか?
信号停止の際は大分前からクリート外すようにしているので焦ることはありませんでしたが、逆に出発の時にスムーズにはめられず、ペダルから足が離れてしまうことがよくありました。
理屈としては縦向きになっているペダルの上端をつま先で引っかけるように踏み込めば、うまくはまるというのはなんとなく分かってはいるのですが、慣れるまで苦労しそうです。
結論:ビンディングの方式とシューズの変更でスピードアップを果たしました
後半力尽きなければおそらくは平均速度は27Km/h位になっていたのかも? 25Km/hで安定と思っていたところで、ペダル変更でここまで効率が変わるというのは正直驚きです。スピード出る分、危険度も上がるので、安全に気を付けつつ、ムリのないペダリングができるよう調整にも気を遣って今後もサイクリングを楽しんでいきたいところです。
梅雨の季節よ、早く去れ!
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