憧れのディープリムホイール購入:ボントレガー Aeolus RSL 51 へ変更したらいろいろスゴかった

ハイエンドディープリムホイール
Bontrager Aeolus RSL 51
TLR Disc Road Wheel
購入しました

目次

新ホイールを購入しました

ロードバイクネタでいろいろ書きたいことも溜まってはいるのですが、ほとんど散財日記みたいになっているので、ネタ的に大きいところから消化していこうかなと。

そんなわけで、TwitterやらInstagramやらでは写真上げていましたが、TREK Émonda SL6 の標準ホイール(Paradigm Disc)から、ボントレガー製ホイールの中ではハイエンドに位置する Aeolus RSL 51 へと乗り換えました。

本来は5月頃にミドルグレードの Pro 51 を予約していたのですが、昨今のロードバイク業界内における納期の遅延やら何やらで、当初は7月予定だった納品予定が8月へと延び、それも信用できるかどうか怪しいところだったので、店頭在庫として入荷していた RSL 51 を購入することを決断しました。

もはや今年はこれ以上、予算を掛けることは叶わぬレベルでお金を使ってしまいましたが、非常に満足度の高い買い物でしたし、購入後トータルで100km程度走ったくらいではありますが、まだまだ貧脚の域を脱しない自分ですら体感できるパフォーマンスの高さに感動もひとしおです。

リムハイト37mmが良いか51mmが良いか

RSLシリーズのラインアップではリムの高さが37mm、51mm、62mm、75mmの4種があり、51mm以上のモデルが今年発表されたものになります。

ホイールの軽さや車体の軽量化を優先するなら37mmではありましたが、ヒルクライム向けという印象もあり、どちらかというと平坦メインで乗っている自分の場合はオールラウンドで使えそうな51mmの方が良いかなと判断しました。また、リム幅23mmで25c以上のタイヤ向けに最適化されている点も合っているように感じました。

また、ホイール重量自体も RSL 37、51ではそこまで大きな差(個人的な主観です)はなく、タイヤやチューブの選択次第で吸収できる範囲内と思ったこともありますね。

モデルフロントホイール重量リアホイール重量前後重量合計
Aeolus RSL 37600g725g1325g
Aeolus RSL 51645g765g1410g
Aeolus RSL 37と51のホイール重量比較

ホイールは TREK Bicycle 新潟店 で購入

もちろん、今回のホイールもボントレガー製品なので、Domane や Émonda の購入の際にお世話になった TREK Bicycle 新潟店で購入。他のロードバイクのメンテナンスや組み上げなど、お忙しい中、ほぼ勢いで購入に至りつつも、当日納品していただき、まことに感謝です。

購入の際……というか、Pro 51 を予約した際に行っていたキャンペーンも適用され、交換工賃の金額で、新品の前後タイヤセットがもらえるという特典もあり、結構得をした感じであります。

もちろん、リムハイトが通常のホイールから大きく高くなったので、チューブについては買い替え。51mm のリム高に適するようなチューブだと 70mm 程度が一番ジャマにならなさそうなのですが、ラインナップ的にそのサイズがなくて 80mm のバルブ長のチューブを使用することになりました。こちらは実費。

購入後、さっそくロードバイクを持ち込んで、パーツの移植と調整をしていただき作業自体は1時間程度で完了しました。記念に写真も撮らせてもらったり。

新ホイールを装着してみました

車体重量の変化について

あと、ホイール交換前後での車体の重量も計測させていただきました。左が標準ホイールで、右が RSL 51 装着時のもの。

交換前:諸々込みで8.90kg
交換後:諸々込みで8.56kg

で、この重量は、ツールボトルなど装備したものだと交換後に気付いたので、それらを取り除いて計測したのが下の写真。

ボトルなど取り外した重量は7.93kg

リアライトは付けたままだったので、それを取り外したらもう100gくらいは軽くなったかも。いずれにしても、8kgを切る位までにはなりましたね。車体の軽量化については意識してやってはいませんでしたが、改めて計測してみると結構軽いもんだなあと思いました。もちろんガチっている方からするとまだまだな重量ではありますが、購入時から比べるとだいぶ軽くなっているのではないでしょうか。購入時はタイヤも R3 ではなく R2 だったハズなので、それを変えるだけでも120gくらい軽くなってるわけですし。

交換前後の比較

ホイールの存在感が出て全体の印象もかなり変わりました

やはりホイールが変わると全体の印象もかなり変わりますね。派手さはないですがレーザーエッジング加工のロゴも明るい場所だと割とちゃんと見えますね。

Ratchet EXP 36 ラチェット音はこんな感じ

結構良い音がします。外で走っている際はそんなに気にならないのに、室内で聞くとかなり大きな音です。だがそれが良い。

乗り換えてみた感想とか

趣味レベルで乗っているのでレースシーンなどでの使用についてはまったくコメント出来ませんのでご了承を。

まだまだ乗りこなせているとは口が裂けても言えませんが、従来のParadigmホイールに比べて明らかにスピードが出しやすくなりますし、維持がしやすくなりました。感覚的にギア2~3枚は余裕ができたような気がします。思ったより重いギアを比較的軽く踏めている感覚は、自分の成長というよりも機材の大幅なアップグレードによるものなのは間違いないですね(笑)

Strava での記録も、平均速度のアップやセグメント記録の向上など数値面でも現れているので、やはりハイエンドは違うなあという印象です。

信号で停止してから再スタートする時も、これまでのホイールだと力が逃げていたのかなというような感覚を得ます。ダンシングなどでも、踏み込みのパワーを推進力に変える効率が上がっているような印象で。この辺は剛性の高さの違いということでしょうか。

実際には300g程度の軽量化ではありますが、それ以外の性能が大きく向上しているせいか、重さを感じることがなくなったような気もします。

あとは、疲れやすいというような評価を、昨年 RSL 37 が出たときにインプレ記事などで目にしたのですが、自分の乗り方の範疇では、それを体感できるレベルではないということなのでしょう。むしろ、効率が良くなった分、疲れにくくなったのではないかと思います。これがヒルクライムしたときとか100km走ったときにどうなるかは未知の領域なので、その辺で評価が変わる余地はありますが。

他のハイエンドホイールを経験してないので比較もできないですが、Domane で使っていた ZONDA よりも良いなというのは(当たり前ですが)感じます。同価格帯のホイールも興味がないことはないですが、車体とのマッチングとかサポートとかを考えると、TREK の車両にボントレガーのホイールは差別化の点では弱いものの、良い組み合わせなのは間違いないと思います。

手厚い保証もあるので安心

ボントレガーのカーボンケア・ホイールプログラム

ボントレガー純正品は高いけど保証があるのがありがたいですね。カーボンホイールについては2年以内の破損なら交換してくれるという厚遇っぷり。使わないに越したことはないですが、不意の事故などで破損してしまうリスクへの備えとしては良いサービスかと思います。

頑張って乗りこなしていきたい

ホイールまで変えたら、あとはコンポーネント交換くらいしか手を入れる場所はない気がします。ひとまずこれ以上を望む前に自分を鍛えろというレベルにカスタマイズ出来てしまったので、梅雨明けからは、また楽しみつつ乗り込んでいきたいと思います。

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