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ねくろま6。

stars ……ハッピーなのがいいなあ……みんなが笑ってる、なーんか最高に笑けて馬鹿馬鹿しいお話がいいなあ……。

魔王・トワの完全復活のためにクオンは賢者の石の欠片――フラグメント回収のためソリスたちと敵対する。クオンの持つフラグメントの力により、異世界に飛ばされたソリスたちは、そこでかつての天地戦争の真相を知る。死すら超越する賢者の石を巡る争奪戦の行方は? そして、いつの間にかシリアス路線になってしまった物語に取り残されてしまったサービス要因たちに見せ場は残されているのか?

すごい勢いで風呂敷畳んだ!?

と思ったらオチがすごすぎて笑うしかなかったですね。というか、もともとこの作品のノリ的に、前巻ラストからの雰囲気が異常だったってことですか。

しかし、まさか自他共に認めるサービス要因な彼女たちが、物語を根底から覆すとは、予想外の展開、だけれど、このお話のラストを飾るには、まさにお似合いの展開と読後に思えるふしぎ!

シリアスパートでは結構意味深な設定がほのめかされてるけれど、その辺全部すっ飛ばして一気に収束させていくのは、急展開、超展開と思いつつも、ああ、でも『ねくろま。』だしな、と許せてしまうのですよねえ。もともとコメディ作品としての色が濃くて、シリアスな部分はアクセントのように感じていたので、それこそ、本巻のほとんどが、作品の大団円を迎えるための前振りだとしてもおかしくないですね。この振れ幅の大きさこそが、まさに本作らしいかなと。

まぁ、万事が万事完全解決というわけでもないけれど、それぞれが得ることができうる最良の結果を得、そして、これからも続いていく、馬鹿馬鹿しいラブでコメな世界を全力で楽しもう、ってそんなハッピーさに充ち満ちたエンディングでしたねー。

そのうち出るっぽい番外編では、その要素をこれでもかと詰め込んだ、おバカなお話になることを期待しています。

hReview by ゆーいち , 2008/11/29

ねくろま〈6。〉
ねくろま〈6。〉 (MF文庫J)
平坂 読
メディアファクトリー 2008-11
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