Amazonの書評ではさんざんな書かれ方してるけど、そこまでひどくはないように思えましたが。まぁ、傍点がやたらと多い、沈黙の表現に三点リーダ使いすぎ、余計なルビが多い、そもそも句点で会話を終わらせるのはどうなんだ、と。あれ、あんまり褒めてない?
や、魔術対ESPという視点での物語はそう珍しくはないだけに、超能力が科学的に解明されてるという世界という設定でどれだけ説得力を出せるかが勝負だと思ったんだけど、脳改造なんて一昔前の漫画や小説で、すでに通り過ぎてるんじゃないかと。ほら、皆川良二の漫画とかさ(笑)
あぁ、あとどうにも「幻想殺し」の設定が直死の魔眼とかと被って。いや、方向性は違うんだけど、主人公の台詞がなぁ。式を彷彿としてしまってアレでした。使い勝手の悪い能力だけに敵にボロボロにされる辺りも、志貴やら士郎やらに近いかなぁと。いや、先に奈須シナリオに毒されてるからそう思うだけなんだろうけど、特に終盤の戦闘シーン──とも呼べないくらいの戦闘だったけど──では(^^;
とりあえず、感性的にこのテキストが微妙に合わない感じもするんだけど、次巻も読んでみて身の振り方を考えようかな、と。
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