灼眼のシャナ (5)

2006年10月12日

灼眼のシャナ (5)読了。

「炎髪灼眼の討ち手」シャナ誕生秘話、とでも言うべきエピソード。もっとも、シャナの出生についての謎は残ったままだし、先代の炎髪灼眼についても多くが不明という、隠された設定盛りだくさんな感じですね。

フレイムヘイズとしての生き方を選択したのは、他の誰でもないシャナ自身。例え、誰が命令しても納得しなければ従わないというのは、彼女自身の高潔さ故でしょうか。そういった部分も含めて、アラストールが自らの器として認めているようですし。

まぁ、フレイムヘイズとして修羅道を歩んできた、威圧すら感じる今までの彼女よりも、悠二と共に「シャナ」として生きる彼女の笑顔こそが、知らずとも望んでいた幸せであると思えるわけですが。

次巻は吉田さん満載? ラブコメちっくなお話も良いと思うのですが、はてさて……?