灼眼のシャナ〈9〉

2006年10月12日

灼眼のシャナ〈9〉読了。

母は強し、父も強し。というか、坂井家の両親は変です!

子の成長は嬉しくも寂しいというお話。

当事者たるシャナや悠二は大人の都合で殺されそうになったり、離ればなれにされそうになったりと、さんざんな目に遭わされますが(^^;

悠二の物語が始まることの原因ともなった『零時迷子』の秘密も少しずつ明らかにされてきました。敵方がこれを狙う目的は未だ不明のままですが。

結局、この宝具を巡った争いが激化すれば、いずれにしてもシャナと悠二には厳しい現実が突きつけられることでしょう。敵でもなく、ただ欠けた半身を求める彼の“王”と出会ったときに、シャナはどのような判断を下すのか。使命に燃えるだけのかつてとは事情も違うようですし。

悠二も新たなる誓いのもとに、シャナとともに歩む決意を固めます。真の意味で彼女を守れるくらいに「強く」なれるかどうか。こちらも気になることであります。

にしても、話進まないな……。4巻連続でも数日しか経ってない気が……(^^;