リリアとトレイズ〈1〉そして二人は旅行に行った〈上〉
2006年11月5日

読了。
世界を美しく見せる文章が印象的でしたねぇ。途中まで単なる旅行記かと思ったら、いきなり事件に巻き込まれて大変なことになるし、いい意味で予想を裏切られています。
ただ、この独特の会話がどうにも私には苦手かも。劇の台詞を見ているような会話は、好みの分かれる部分であるとは思うのですが。まぁ、時雨沢氏の作品はこれがお初なので、慣れの部分もあるのかも知れませんが。
しかし、どうにもリリアとトレイズのキャラクターが、魅力的に映らないんだよなぁ……。次巻で挽回してくれることを期待。
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