ROOM NO.1301〈2〉同居人は×××ホリック?

2005年4月12日

ROOM NO.1301〈2〉同居人は×××ホリック?読了。

主人公は恋愛ができないと、何度も繰り返しているけれど、それは単に自らが主体となり他者と関係を持とうとすることを臆病に思っているがゆえであると思うのです。場に流されやすい主体性のなさを棚に上げて、そういう風に自分を規定してしまう思考には同意できないものがあります。

と、年寄りめいたことを感じても、このどんどんと泥沼化する人間模様は端から見ていると面白いのも事実。主人公が、手当たり次第にオンナノコと関係持ってしまうのはどうかと思うのですが、その先に、自分なりの恋愛観を見つけるのならば、また物語としては面白いのでしょう。しかし、この主人公は、まさにえろげ的なスペックを持っていますな。なんですか、一晩で4回て(笑) そういうあけすけな描写すらも、軽快に散りばめられているおかげで、過剰にいやらしいと感じることもなく、苦笑混じりに読み進めることが出来るのです。

というか、この青臭い青春劇が、何となく懐かしくもあり、微笑ましくもあるんだろうなぁ。