読了。
うう、やはり前シリーズのアリソンを読んでおくべきだったかと、収録された短編を読んで後悔しきり。手紙形式って、シチュエーションのよっては、反則的な破壊力を持つよなぁ。時間的にはリリアが生まれるずっと前に、アリソンがヴィルに宛てた手紙、ということでいいんだよな(^^; こういうの読むと、アリソンシリーズも読みたくなってしまうじゃないですか。
本編は、全巻の平坦さを補うくらいには動きのある展開で、それなりに満足ですが、どうにもこうにも、背後の思惑が黒くてすっきりさっぱりな幕引きというわけでもなかったかと。
それでも、二人の旅行を通しての互いへの意識の変化など、感じ取れる部分も多分にあったりして、楽しくもあった前後編でした。
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