とりあえず、私は佐倉さんが好みらしい。どこが琴線に触れたのか正直よくわかりませんが、恋に前向きな女の子は可愛いよね、と。
五行やら妖怪やら、伝奇ものの要素を兼ね備えながら、意外にほのぼの路線を走っていたあたりが新鮮。というか、和みますね。これはよいものです。
主人公兄弟の個性が、やや弱い感じがして、彼らを主体として物語に感情移入するよりは、この作品で描かれる世界の情景とか空気とか雰囲気とかを感じるほうが素直に浸れそう。いや、終章のラストシーンとかやたらきれいでしんみりしちゃいます。
こういう優しいお話は大好きですよ。
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