フェスティバル上等。

フェスティバル上等。読了。

う~む、微妙? 鉄平とゆかりの関わる事件が、二人の身の丈に合ったものからインフレして、世界規模の危機的状況にまで発展、とかなると反応に困ってしまうというか。

展開的にはこれまでのシリーズを踏襲したものですが、今回は事件の序盤~中盤までが描かれている感じ。振り返ってみれば、『ジューンブライド上等。 』での展開の逆転。鉄平が残され、他のキャラが喪失する。一人だけになった鉄平が、この絶体絶命の状況からどのような逆転劇を見せてくれるのやら。相変わらず熱いセリフを吐いてくれますが、相対するキャラの信念の描写がそれほど深くないので、それを打ち砕くシーンでもそんなにカタルシス感じないのが残念かな。

次回『サクラ上等。』さすがに大学受験も成功して、今度こそキレイにケリを付けてくれるのでしょうか?

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